boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

食パン🍞

度々登場する食パンネタ。

 

好きなんですよね。

この業界に入るきっかけにもなったし。😅

 

だから今まで色んな種類の食パンを食べて来ました。

 

例えば

 

・高級志向

このタイプは材料の質と量がウリですね。
特に副材料で、どこかの岩塩とか和三盆、生クリーム、蜂蜜等を使用している場合が多い。

 

塩はせいぜい粉に対して2.2%くらいまでが限界で、それ以上入れると塩辛くて食べられません。

その他の材料で、材料の風味を感じさせろうと思えば40%くらい必要になります。

材料の質もさることながら、量も結構使うので高くなるんですね。

 

1本5千円とかあったなぁ😓

 

あ、あと水とかもね。

 

その割には効果が薄いんですけどね。笑!

 

・ネーミングにこだわるタイプ 笑!

 

一時期、確か「過激な食パン」見たいな商品がネットで話題になりました。

今は上記2点はあまり見ませんね。😓笑。

 

・自然派志向
天然酵母ってヤツですね。
材料費は大した事無いんだけど、手間暇かかりますね。
その分、やっぱり一般的なものより割高。

 

・柔らかさがウリのタイプ


やはり一番多い。^_^

一口に柔らかさと言っても、その柔らかさを出すための製法や方法は様々。

 

水分が多いタイプ

 

中身スカスカタイプ、あ、軽いタイプ。笑。

 

卵や乳製品をふんだんに使うタイプなどなど。

 

日本で一番売れている〇〇ソフトみたいなヤツは、少ない生地量なので中身がスカスカとなって口当たりが軽くなります。

 

食パンは、焼くときに型に生地を入れるんですが、型の大きさに対して生地量が少なめです。

 

型で焼く物は「比容積値」と言う数値をもって
その型に対して最適な生地量を出すのですが
このタイプはその数値が低目になります。

 

・昔ながらの製法タイプ

 

創業以来守り続ける製法で、手捏ねや、年代物の煉瓦の窯と言った、老舗ならではの特徴が加わることが多いです。

 

番外編

 

粉にこだわるタイプ

 

石臼などを設置して、店頭で製粉しているお店なども見かけます。

 

国内産の小麦粉も、毎年製パン用に改良され、品質も格段に上がっていますからね。

 

色んなタイプの粉に加えて、それらをミックスさせてオリジナルを作るって、無限な組み合わせになるので作り手は楽しいです。^_^

 

どれも結局

 

発酵と熟成のバランスが取れていないと商品価値はグッと下がります。😓

 

それに結局

 

好みなんですけどね。😅

 

安くて、シンプルで、旨いのを作りたいな。^_^

 

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ムッチャ旨いロースハムとチーズのサンド。

ハード系も好き。^_^