boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

「15時17分、パリ行き」

クリントイーストウッド監督の最新作を見た。

※以降ムッチャネタバレ。笑!!

 

 

 

 

大好きな俳優の1人。俳優業を引退したニュースを見た時は物凄く残念に思っていたけど、監督業に専念して今もなおその存在感は全く色あせる事を知らない。現在87歳だって。こんな人他にいる?て感じだ。

 

映画は、列車内で起こったイスラム過激派によるテロを、たまたま乗り合わせていた幼馴染3人が阻止する実話。

 

この映画、事件の当事者達を主演に据えると言う驚きのキャスティングがとても話題になった。😱

 

映画の冒頭は、テロリストが駅を移動して行く足元のアップから始まって、今から大変な事になる事を予感させる。大きな事件だったし、映画の前評判で内容はほとんどの人が理解している。列車に乗り込む犯人が初っ端から登場した時点で何が起こるのかは大体の想像がつく。

このいかにも!な演出で始まるんだけども、幼馴染3人の旅への経緯や幼少期の出来事なんかが上手く折り織り込んで自然と作品に入り込んで行くことになる。

 

映画の世界では素人である当事者達の普段の振る舞いが映し出されることによって、映像は時折ドキュメンタリーチックになる。

 

旅を楽しむ幼馴染の姿は、勿論演出されている部分もあるが案外自然。

 

でも俳優では無い、事件当事者、映画として実際に演技は?とか見る前に色々と考えていて、映画が始まってもその事がずっと頭の片隅にあるんだけども、映画が終盤に差し掛かると、それらの雑念が一瞬で消え、感動のクライマックスにあっという間に突入した。

 

すげーーーーーーーーーー!←相変わらず😅

 

勿論3人の勇気ある行動は見もので、実際に命を掛けたやり取りをやらざるを得ない状況になった時に、瞬間的に動けるのか?とか何とか色んな事を考えさせられる事は言うまでも無いのだが

 

雑念が消える瞬間の終盤の映像が

 

 

すげーーーーーーーーーーー!←😭😭😭

 

 

こんな生々しい世界観と言うか映像と言うか感情の切り替わりと言うか...←何いってるか分からない←😓

 

物凄くおったまげたのでした。笑!!!

 

クリントイーストウッド監督の作品は、映画が終わって少し間を置いて、感動がじわじわと染み込んでくるような感覚になるところが好き。

 

グラン・トリノ」や「人生の特等席」「ミリオンダラー・ベイビー」なんかも最高だ。

 

そして、ラストに流れる音楽も最高!←言葉を知らない人😅

 

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具はコンビニのおつまみチャーシュー、ネギ、卵のみ。味付けはにんにく、オイスターソース、味覇。旨し😋