boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

北海道ツーリング11網走オホーツク流氷館

台風が温帯低気圧に変わって全国的に雨の被害が深刻の様子。しかし網走は雨量が少ないしステイ中で引き続き観光モードだ。

 

本日はオホーツク流氷館へ。

 

ここに来る時も流氷の町?見たいな看板を沢山見かけた。雨で視界が悪くイマイチ実感がないのだが、今自分は北海道の端っこ、あの流氷が見られる所にいるんだよなぁ。そんな事を思いながら前回と同じおっちゃん指名でタクシーで移動。観光地の事、気候の事、網走の生活、同じタクシー勤務の事など話が尽きない中到着した。

 

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ここもすげ〜綺麗なんだよね。高台にあるので天気の良い時は見晴しが最高の様子。建物の右はオホーツク海、左は網走湖。うーん、残念無念。

 

入場してさっそく出迎えてくれたクリオネちゃん。

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おー!容姿と動きは可愛いが、捕食する姿はまるでエイリアン!の不思議なやつ。簡単に言うと殻を持たない貝らしいっすね。なるほどね。

 

で、奥のシアターでの上映まで時間があるので−15℃を体験できる室内へ用意してあった濡れタオル持参で入る。 例のタオルをクルクル回していたらあっいう間に凍ってタオルが立つ!ってやつですね。1分程で見事に凍って驚く。😳😳😳

一応勧められたので用意してあったコートを着て入ったのもあってそこまで激しい寒さって訳では無かったけど、5分以上留まっていたら死ぬほど寒いんだろう。

 

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ゴマちゃんはフェイクだけどなんと流氷は本物。オホーツクに住む生物を数点見て、流氷が出来てやがて春になって無くなるまでのドキュメントを鑑賞する。

 

単純に寒いから凍るんかくらいの認識だったけど全然違ったな。オホーツク海の独自の地形が水深5メートル以下の海流を無くして表面の塩分濃度が薄くなる事で凍るとか何とか。←何とかて。

 流氷のお陰である時期に大量のプランクトンが発生しそれを餌にしているオキアミなんかが集まってきてさらに魚が寄ってくる。それが鳥類、トド、熊などのエサになり...まさに自然が生み出した壮大な地球の営みだ。

 

厳しい寒さの中流氷と暮らす生き物や流氷がある夕日や吹雪の綺麗な景色の映像が印象的で、流氷がある時期に来たいなーと思いました。

 

車で。

 

ちなみに冬は当然この辺り一面雪っすよね?と運転手に尋ねたら当たり前だと。ブリザードとか呼ばれる激しい吹雪にでもならない限り毎日運行してるよーと軽く言っていた。

 寒いのは本当に嫌いなんだけども、厳しい寒さの中の冬の景色ってなんであんなに美しいんだろ?そんな事を考えながら2階に上がると何とも良い雰囲気のレストランがあって酒が飲めると分かった瞬間頭の中がになったね。

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視界が悪いが霧に包まれた新緑がとても良い感じで美味しくフレンチを頂きました。

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博物館らしからぬとても雰囲気の良いお店でしかも本格的なお料理。眼下に広がる網走湖畔を見ながらワイン片手に良い時間を過ごせましたよ。

 

 続く...