明けの日、ソウルの女王の訃報をニュースで知る。容態が悪いとニュースになったばかりだったのに...
アレサ・フランクリンはただの映画と音楽好きの素人の私にとってもお馴染みの名前で好きな歌手の一人だ。
牧師の父を持ち教会で歌っていた彼女のデビュー作はパッとしなかったらしいが
1967年発表のシングルでゴスペルシンガー育ちの本領を発揮して一躍有名になった。
Aretha Franklin - Respect [1967] (Original Version)
Respectは誰でも一度は聞いた事がある名曲。
晩年ブルースブラザースの続編でも歌っていたのが懐かしい。
Respect - Blues Brothers featuring Aretha Franklin
勿論最初のブルースブラザースの名曲「シンク」も忘れてはならない。
The Blues Brothers - Aretha Franklin
色んな意味で名場面過ぎて涙が出る。
若いアレサ・フランクリンにダン・エイクロイドと今は亡きジョン・ベルーシの最強コンビ...
映画ブルースブラザースは超大物ミュージシャンの共演や派手なカーチェイスが有名だ。アレサ・フランクリンの他には、教会のジェームス・ブラウンに始まり、キャブ・キャロウェイ、ジョン・リー・フッカー、レイ・チャールズ、チャカカーン...うーん、この映画語り出したらキリが無いので別の機会に😅
80年代は、このブルースブラザースの監督であるジョン・ランディスが、あのマイケルジャクソンの「スリラー」を世に出してから栄光のMTV時代に突入した。
電子音を多用したポップスをはじめ様々なジャンルが煌びやかに登場した時代だ。
バブル真っ只中に荻野目洋子のダンシング・ヒーローが生まれた頃、新たなアレサ・フランクリンが生まれた。
Aretha Franklin - Freeway Of Love (Video)
この頃も良いよね!
映画繋がりでウーピー・ゴールドバーグ主演の映画「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」では同名のストーンズの名曲中の名曲をアレサ・フランクリンがカバーしている。
Aretha Franklin featuring Keith Richards and Whoopi Goldberg - Jumpin' Jack Flash
当時ストーンズの曲名の映画?なんじゃそれ?と思って借りたら無茶苦茶面白かった覚えがある。加えてアレサのカバー。ソウルの女王とブルース、ロックの融合に歓喜した青春時代を思い出した。
MTVには主演のウーピーをはじめ、ロニーとキースも参加している。わざとらしいくらいに、キースがいかにもキースらしくギターを弾いている。笑。ジャンピング〜をカバー出来るのはアレサフランクリン一択っすね。カッコ良過ぎる^_^
ピアノのイントロで一気にテンション上がります。^_^
ちなみに映画「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」はウーピー・ゴールドバーグの映画デビュー作見たいなもの。
劇中で本家ミックが歌う曲を聞いて物語の核となる謎解きを試みる場面で「ミック!何言ってるか分からないわよ!」とウーピー節炸裂。この映画でミック・ジャガーの発音は難ありだと知った。😅
ウーピー好きにはお勧めの映画だ。^_^
ゴスペルを源流としているミュージシャンってなんか力強い。教会で唄い伝えると言うその性質から言って当然の事なのかも知れないけど、まさにソウル。
魂のこもった彼女の歌声は何年経っても色褪せる事は無いんだろうなー。
ご冥福をお祈りします。