boulangerie545の暇つぶし

所持金ゼロから元パン屋が上京して再び出店するまでの日々雑感。倒産、離婚、全てリセット、初めての転職、二度目の転職、関東に移住←今ココ

グリーンブック

アカデミー賞で作品賞を受賞した「グリーンブック」を見て来た。

 

人種差別が色濃く残る1962年、黒人の天才ピアニストとその彼に雇われたイタリア人運転手との友情を描いた物語。彼らの違いは肌の色だけでは無く、 教養のある人とそうで無い人、上流階級と庶民としても色々と価値観や考え方が異なっている。また、イタリア人の男性は夜の世界で働いていた事もあり裏社会とでも言うべき世界も体験済み。

 そんな何もかも違う二人が、やがて互いを認め合って行く所が美しく描かれていて、劇中に登場する様々なエピソードがほぼ実話というのも感慨深い。

 

黒人役は以前紹介した「ムーンライト」でもその演技力が高く評価されており、20数分の出演だったにもかかわらず助演男優賞を受賞した。そして今作でも2度目の受賞。ピアニストとしての演技も素晴らしかったけど、酷い差別を受ける中、ある理由で辛い孤独の人生を歩んでいる様子を見事に演じていた。

 

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個人的にはイタリア人運転手役の俳優さんがとても印象に残った。夜の世界ではボディガード的な役割もこなし、夜のお店のトラブル解決役としてその界隈では一目置かれていた。そんな強面のある一方で、家に帰ればいつも親戚一同が揃っている温かい家庭で子供にも妻にも優しい良い父親。運転手を引き受けるまでは差別主義者だったのに、教養のある黒人と行動していているうちにやがて心を通わせて行く。

 

監督さんは「メリーに首ったけ」の人。過去作品はコメディ作品が多く、二人の主役の心の交流をとてもユーモラスに描いている。「アリータ 」に続き、この映画も予告とストーリーだけ見れば映画全体の流れや展開の想像がつく。そのある程度想定された流れを良い意味で色々と裏切ってくれた。一部では白人目線で描いた黒人差別、との批評もあったらしいが、コメディ映画で培った監督さんならではの演出で絶妙なラインで聴取の感情をコントロール、差別描写で嫌な感情も出てくるが、終わって見れば心温まる作品になると言うのは監督さんの狙い通りになったのでは?

 

 手紙のシーンは良いっすよ〜。

 

ところで映画終盤になって、鑑賞中の私の隣(人がいる)に入ってくる人がいた。良い場面で入ってきて、すでに座っている隣の人に「そこ私の席です」、隣の人「これ1回目の上映ですよ?」のやりとりがあった。そのセリフを聞いてもピンと来なかった後から来た奴。笑

スマホをかざしてチケットを確認する二人...そりゃ番号は一緒だろう。笑

(当然後からのヤツが間違っている)

 

どんな勘違いをしたらそんな風になるんだ?と初めて見る光景に唖然とした。

チケットはすぐに捨てないように。笑

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と言うか、スタッフは入れるなよ!!!