boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

ジョン・メイヤーライブ!❷

前日のライブにはエド・シーランが飛び入りで参加した!との情報があった。

東京ドーム公演で来日しているのは知っていたので恐らく...とは思っていたけど、ならば最終日の今日はクラプトンだろう!と勝手に考えていた。だから迷って二日目を押さえたのだけど、それは実現しなかったなぁ。

 

ま、そう言うことはオマケ程度に考えていて、実際はどんなライブなんだろ?と予備知識が全く無い私はとにかく楽しみで仕方ない。

 

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 人生で一番苦しかった時期にスっ!と入って来て、再び音楽に癒される事を思い出させてくれたジョン・メイヤー。この時期は忙しくて音楽を聞かなかったと言うか、新曲とか新人、新しい音楽に全く興味が無かった時期。60年代後半から70年代の前半にかけてのロックばかりをPCに取り込んでいた時期だった。それが当時の流行りの曲を聴いて、最近のも悪く無いんじゃない?なんて思って再び「今の音楽」を見つめ出したきっかけになった。

 

丁度その頃長男も音楽に目覚め出した。TUTAYAに通っては互いにお勧め音楽を言い合った。「それが好きならば、こんなのもあるよ!」「これ!良いよね!!」親子でCD借りまくってPCに取り込んで、ipodやMD、家のオーディオで一家で楽しんだものだ。

 

ジョン・メイヤーのファーストデビューアルバムは軽いポップス。当時はギタリストと言う印象は全く無くて、確かに若い世代には受けそう、でも80年代ポップスと共に育ったおじさんもなんか好きだよ!と言う感じだった。

 

それがある日息子が借りて来たジョン・メイヤートリオのライブ盤を聴いて印象が一変。実際世間の評価も、そのアルバム辺りからギタリストとして注目されるようになった。なので実際のライブはどうなんだろ?ポップスより?ギター中心?ブルース系?って事で楽しみにしていた。

 

一発目は前日エド・シーランとやった楽曲らしい。会場内に広がる音響を聴いてすぐにギター中心のライブだと感じた。濁りの無いクリアーな音が会場全体に響き渡るのを聴いて鳥肌がたった。楽器が弾けない私の所感はクラプトン系。笑 

クラプトンの割と近年のアルバム「ピルグリム」をすぐに連想した。 

 前半はエレキ中心でこの雰囲気。終盤とアンコールでこの日2回演奏した彼の十八番と言って良いほど定番らしい「Gravity」。

前半の楽曲はどの曲も必ずと言って良いほど長めのギターソロが入る。これでもか!と魅せてくれる。これでビールが飲めれば最高なんだけど。

 

音を震わせる所なんかはジェフ・ベックの名曲を彷彿とさせる所もあるのだけど

 

 彼みたいに棒の部分や丸いのを屈指する感じでは無い。(アレ何て言うんだろ?笑!)

それでも生音では絶妙な音の強弱、一瞬半音上げてスーーと力を抜くとか、色んな技術を屈指して音に表現力が増してる感じがひしひしと伝わって来て聴き入ってしまう。

 

と言うか、なんで音を外さないんだろ?笑!!!!!!

 

楽器が弾けない、ちょっと触れた事があるとそれが不思議で仕方ない。

 

そして15分ほどの休憩を挟んで後半に突入するとギターがアコギ中心に変わった。 

 この日一番盛り上がった「Neon」。

当日は出だしからもっと凝っていて、中盤や終盤のギターソロが素人から見ても

 

 

なんか凄い ←語彙...

 

 後半は昔ブルーノートで見た「タック&パティ」を思い出した。

(何が似ているのかは正確に言えないんだけどね)

 

ブルースと言うか、カントリーをポップ調やちょいジャジーな感じに、そいでもって所どころにキャッチーなフレーズが入ってくる都会的な独特の音楽。

そして何よりも、CDや動画ではイマイチパッとしなかったボーカルが、実際聞いたらスゲー上手い。笑!!

 

今日のライブは単なるノリでは無く、ステッカーの文字通り音を慈しみ夜が明けると言う大変素敵な一夜となりました。→なんと3時間弱😳(休憩含む)

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なんかレコードも素敵!さすが!親日家だ。