boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

ディア・ハンター

amazonnプライムにて映画「ディア・ハンター」が追加された!!

と言う事で興奮しながら久しぶりに鑑賞した。

 

映画「ディア・ハンター」はマイケル・チミノ監督、ベトナム戦争の狂気に翻弄された3人の大人の愛と友情の物語。第51回アカデミー賞では作品賞、監督賞、助演男優賞など5部問を制した。出演のロバート・デ・ニーロクリストファー・ウォーケンと言う二人の名優を見るだけでもお腹いっぱい&感無量なのだけど、デニーロの演技に衝撃を受け映画界に入り、そのデニーロの推薦で初めて映画に出演した若く美しいメリル・ストリープも見所だ。

 

映画に関してはあまりにも名作なので、普段好き勝手言ってる私が駄文で内容を語るのが気が引けるので割愛。なので、個人的なお勧めポイントだけ紹介しておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デ・ニーロのちんこが普通にうつ..

 

 

 

 

 

舞台はペンシルバニア州ピッツバーグ郊外にある町クレアトン。町の鉄工所で働くロシア系移民のマイケル(デ・ニーロ)の同僚達は、冗談を言い合いたまに衝突、時に励まし合い何かあれば祝福し休日は皆で鹿狩りを楽しむどこにでもいる普通の仲の良いグループだ。

ところが時代はベトナム戦争真っ只中、徴兵によって仲間のうち3名が出兵する事になる。

映画の上映時間は何と3時間越え。クレアトンの日常、狂気のベトナム戦争、戦争を終えて(友を救え!)の3部構成と言った感じで壮大な物語となっている。

この3部構成を長い!と言う人もいるけども、緩やかで馬鹿げた(楽しい)日常から一転、究極の極限状態→狂気への変貌からの固い絆や愛、そして何とも言い難い悲壮感や失望、虚無感と言ったように、そこには人間誰しも生きていて感じるすべての感情が凝縮されていて、人生を映画で表現すると考えると見事に短くまとめたものだと関心してしまう。

 

そしてこの映画を語る上で欠かせないのが音楽だ!

 

映像で人生や生死感を凝縮させて表現させた上に、音によってこの映画を見事に再現した音楽は必聴。久しぶりに見て冒頭に流れた音楽を聞いただけで胸が熱くなる。

 

この音楽を堪能する為だけに3時間我慢して見る!

そんな見方も有りだと思うほど素晴らしい楽曲です。

 

 

 

デ・ニーロは序盤の日常を演じる為に、極秘に実際の町に潜伏&生活、鉄工所でも働こうとしたらしいのですがそれはさすがに止められたとの事。この映画は中盤の狂気のシーンがあまりにも有名なのだが、それぞれのギャップがあるからこそ終盤やラストにも生かされるし、改めて見ると序盤がひたすら美しい。デ・ニーロは序盤のシーンの大切さを脚本から感じたから潜伏までしたのだろうか?それがラストの名場面に続き感動の音楽となっているのかな。

 

 

それにして美しい音楽だな〜。 

 

こちらは画質は悪いがギターの音が綺麗!!染みる〜。

 

演奏者の詳細は分かりません...