boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

殺人漫画

Amazonプライムビデオを見ていたら「009ノ1〜」と言う映画を発見した。サイボーグ009? ん? と思って無料なので視聴開始したのだけど8分が限界だった。

冒頭のシーン、狂気じみた組織のボス役が何ともお粗末で、その彼女も...

映像を撮る人達って豊富な経験と知識、技術を得ている人達。でも、結構な割合で「コレは無いよな」と思わせる場面を見るととても不思議になる。その後話題の沢口エリカを映画で見た事が無かったので「不能犯」を見始めるも結果は同じだった。(飛ばし飛ばし見たけど)

やはり掴みは大切、導入部分の冒頭と音楽である程度全体が分かってしまうなー。

 

さて、こう言う時何か代わりの物をと思ったら韓国映画。例の件は呆れる感じだけど←Gなんとか

映画と音楽は国を挙げての国家事業からなのかコレがどの作品もなかなか見応えがある。で、無料という事で視聴を開始したのが「殺人漫画」だった。

 

物語は、ある有名女流作家が書いた漫画の通りに起こる殺人事件の謎を追うミステリー&ホラー。軽めの感じに仕上がっている割には、途中何度もビビり(笑)結局最後まで見てしまった。

 

字幕だけで始まる静かな立ち上がり、漫画を描いているリアルなシーン、冒頭の殺人シーンの謎で一気に引き込まれてしまう。漫画のシーンと現実シーンとの融合は、どこかで見た事のあるような雰囲気とは言え(シン・シティとかスリーハンドレッドとか)スタイリッシュかつ自然で迫力がある。

 

音や音楽も映像にマッチしていて違和感が無く盛り上げる。邦画って音楽のチョイスも何か変?「不能犯」はそれが顕著に出ていた。(個人的に)

効果音もそれいる?合っている?ってのも多く、あのセンスはどこから来てるんだろうか?←大きなお世話だw

 

主役の女優さんは美人で演技も上手、脇を固める俳優さんも決してイケメンじゃないけど真に迫った演技で魅せてくれる。良くも悪くもハリウッド化しているので、普段洋画&洋楽中心に見ているから馴染みやすいってのもあるのかな?

 

細かく早いカット割と常に動きのあるカメラワークは、プロ視点で見るとありきたりかもしれないけど、静止画の漫画と違って、映像は「動く」から臨場感と迫力が増すものだから仕方がない。

 

中にはキューブリックのように独自の方法や新たな手法で表現する監督さんもいて、とある場面ではズームインとズームアウトのみなんて事もあるのだけど、それはその場面の一つの感情を際立たせたいときだけで全体を通してやる物でもない。

 

と言う事で映画「殺人漫画」は、単純なミステリーだけど、良心の呵責なんかは重たく描かれていて、最後は意外な展開もあって面白かったな。

 

あ、後「スマホを落としただけなのに」も悲惨だった。←いらん事書くな

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先日のスイートポテトを作った際、あまり生地で作ったチビバターロール。卵&ハムサンドにして食べたら最高〜!