思い出して無性に食べたくなったもつ鍋。小倉にいた時は旦過市場(たんがいちば)の肉屋でタレに漬け込んであるモツで作った事がある。モツを入れたら後は野菜を入れるだけ、水は入れなくて良いよ!との事で、半信半疑でその通りに作ったら無茶苦茶美味しくて下処理無しで臭みも全く無いのには驚いた。やはり内臓系は鮮度が命だな〜。
もつ鍋は小倉に来る以前も何度か家でトライしていて、その時はスーパーで買ったもつでやったのだけど臭みが酷くてやはり家でやるものじゃ無いと思っていた。その考えが見事に覆された瞬間だった。
鮮度が保証されている良質のもつを手に入れるか?自分で上手く処理するか?
どうしても食べたい!こうしてどちらも色々と調べていた所、スーパーでいかにも鮮度が良さそうなもつをたまたま発見した。色艶が良く、そこそこの良い値段、脂のノリも良くこれならば上手く下処理したらイケるかも!→ホルモンって安価なイメージがあるのだけど、脂の乗った丸腸(小腸)は牛肉並の価格。ブランド牛並みのステーキの旨みとコクを堪能出来るのだから当然だ。
しかし残っていたのは150g程度。少し寂しいので、真空パックしてある下処理済の物も合わせて購入した。
下処理
沸騰したお湯でネギの青い部分と生姜のスライス数枚を少し茹でる。そこにサッと湯通し軽く洗ってすぐに冷水で冷やしたもつを入れる。茹でる時間は30秒ほどで完了。
スープは醤油、みりん、日本酒、顆粒のだしの素(昆布とカツオ)を少々。
スープが煮立ったらキャベツを半たま入れてしんなりするまで煮込む。
キャベツが程良く柔らかくなった所に、ニラ、鷹の爪、にんにくスライス、豆腐を入れ蓋をして待つ事10分程度。
途中で味見したらなかなか旨い!!(濃さを調整)
もつの脂身の旨味がスープと調和して、あのもつ鍋の味になっている!
さて、肝心のもつの味は...
コレは完全にゴムだな。
歯では絶対に噛み切ることが不可能な人工の物質だ。笑
特に真空パックのやつw。コレは販売したらいかんでしょ!と言うレベル。笑
生のやつは脂身の部分は美味しく食べる事ができたのだけど、それ以外はやはり似たような食感でほぼ全て食べずに捨ててしまった。ごめんなさい...
出汁が上手くとれていたのが唯一の救い、翌日も残ったスープでもつ無しもつ鍋を楽しんだので良いのだけどw
お肉屋さんを見つけないとお店の味は無理だろうなー。
所で12月に入ったけど、イマイチ世間の人の動きが鈍い。これからなのか、今年はこの雰囲気なのか?
頑張って稼がなくては!