前日の寒さから一転、今日は10℃を超え過ごしやすい陽気となった。
街はようやく正月モードが解けたと言った感じで、賑わいが戻った代わりに渋滞も復活したのだけど稼ぐためには仕方ない。それにしても都内は相変わらず道路工事が多い。首都高や高速道路の老朽化問題、大規模都市開発、オリンピックに備えた道路整備、皇居周辺の警備などが重なっていつもで経っても工事中...
私がこちらで働き出した頃は、丁度渋谷のビルが4〜5階まで建設中、国立競技場は地上に建物が全く出来ていなかった状態。それが今年に入り渋谷は最終段階の駅の移設、交差点周辺の整備がようやく終わり、いつの間にか新たな首都高入り口も開通。(渋谷入り口)
これであの地獄の渋滞ともおさらば!と思ったら、渋谷の開発はまだまだ終わらないらしく、桜丘郵便局周辺、宮下公園周辺、原宿駅周辺での大規模開発はまだ始まったばかり。その他、高輪の新駅、丸の内周辺の新ビルラッシュ、飯倉(六本木)の大規模都市開発、虎ノ門駅、紀尾井町タワー...
虎ノ門病院、慈恵医大病院、ホテルオークラなどは、ホントあっという間に新しくなっていた。
新たな入り方、行き方見つけるのがめんどくさいんだよね
次から次に大規模なスクラップ&ビルドの繰り返し、なんかやってんなー、今までここは何があったっけ?と思っていたらあっという間に無くなって、ある時期一斉に新しい施設が現れる。
地方では古い建物はそのまま放置状態で手放さない人も多い。せっかく若い人達が街に活気を取り戻そうと試行錯誤して頑張っているのになかなか前に進まない。
ある時そんなシャッター街の一部でリノベーションが始まったかと思ったら、その盛り上がりは街のほんの一部で、中途半端になってしまって思うような集客が得られず...
あまりにも早すぎる東京の変化を見ていると感覚が麻痺してしまうのだけど、果たしてどちらが正解なのか?
そんな事を思いながら門司の名物焼きカレーを作った。
明治から戦前にかけて国際貿易港として栄えた門司港。そのすぐ側にある栄町銀天街にあった山田屋という和食店の賄い飯がルーツとされているご当地グルメの焼きカレー。
門司港レトロ周辺に行けば色んなお店が出している定番メニューだ。
ちなみにWikiによれば、1、カレーとチーズがかかっている事、2、焼いている事の二つが条件と簡単に書いてあった。それでも普通のカレーに飽きてきたら十分に美味しいのだけど、以前門司港レトロで食べた中でも美味しかったなーと思った味を思い出して作ってみた。
耐熱皿にご飯を盛ってバターをちぎって散らす。
具が少ないのでウインナーをプラス。
小麦粉10g、バター10g、牛乳100ccで作ったホワイトソースをかける。
(塩胡椒+ナツメグ少々で味付け)
フレッシュトマトのスライスを乗せる。
カレーを敷いて風味の良いチーズを削って乗せて
伸びと風味がイマイチなw市販のとろけるチーズを乗せる。
後はチーズに焦げ目がつくまでしっかりと焼きたかったのだけど
途中で確認したらチーズが溢れ出していた。←明らかに盛り過ぎw
チーズが溶けたから良いっかなと。
耐熱容器は深い器にしましょう〜。
卵乗せなくて良かったーーー。笑
スパイシーなカレーの味わいを打ち消すようなクリーミーなホワイトソース。一見アンバランスなのだけども、スパイスの風味と舌に感じる刺激を感じたら、すぐさま口の中でマイルドな味わいにへと豹変する一瞬の変化がたまらない。濃厚な舌触りを和らげてくれるフレッシュトマトのジューシーな味わいと適度な酸味が喉越しを良くし、次の一口の手が早くなる。混然一体となったそれぞれの食材を、優しく大きく包んでくれるのは、風味の良いチーズと弾力のあるとろけるチーズだ。
これは旨いばい。
4年前の栄町銀天街。
小倉はこのようなアーケードも発祥の地と言われているのでなんとか頑張ってもらいたい。