東京都内でタクシー乗務員になる条件の一つに、地理テストと法令の二科目に合格ってのがある。
会社の鈴木君をはじめとする例の3人組は
「簡単、簡単!4〜5日勉強、と言うか丸暗記すれば良いだけだから!」と言っていた。
皆関東出身。そりゃあんた達土地勘もあって良いけどさ...
出題範囲を教えてもらって、こりゃ4〜5日じゃ無理だ。せめて1週間後にしてもらおうと思った。😅
問題は地図を一枚もらう。表は都内の環状線と放射道路が全て記載されていて、その中から問題の道路を10個当てる。交差点名もその中から5問。
裏には都内の一部の拡大図。病院、官公庁、ホテル、大学、美術館、公園、大企業の本社などが30箇所記されている。その中から10個当てる。
地図は全部で6パターンある。
道路は全て覚えれば、どの地図になっても正解出来る。
地図裏の問題は、30箇所❌6パターン覚える。
地図を見て答える問題は、どの人も覚えるのは割と簡単。
難関は、それ以外の問題。
A〜Bに行くまでの最短ルートで通る交差点名を5つ答えるもの、高速道路関連、地区にある地名を答えるもの、施設を答えるもの、その施設の最寄駅と幹線道路を答えるもの...
これは覚える範囲が広すぎる!笑!
地図のように映像化出来にくいし、目印になるものや覚えるきっかけが無い😅
合格は40問中32点。80%の正解で合格^ ^
問題数は少ないし、選択問題なのでとなめていたらとんでもなかった😭
しかし地図問題から25点取れるので、残り7点。
私にとって唯一の救いが、交差点名を答える問題の、出題範囲のパターンがあるらしい情報。
例えば江東運転試験場から東京駅丸の内北口まで行くには、次の交差点を通るのが最短。
東陽➡︎木場➡︎門前町➡︎永代➡︎江戸橋➡︎呉服
6つのうち一つは答えが書いてある。
その他5個を答える。
これらを42パターン覚える。^ ^
その中から出るかも知れない問題は一つ。😓
でも、これが正解すると30点獲得^ ^
残り2点は、他の勉強で得た情報から正解出来ると判断。
苦労したなー😭
活字だけ見て覚えるなんて、大人になってなかなかやらない。
せいぜい冠婚葬祭のスピーチや式典やらなんやらでのスピーチ。
スピーチは文章だし、意味や流れがあるから簡単。
地名は難しい。そもそも読みが分からなかったりする笑!!
内幸町➡︎ないこうちょうと思った笑!
豊海町➡︎とうみ?笑!
永代➡︎えいだいでしょ?笑!
荏原➡︎こんな漢字あったっけ?笑!
不忍通り➡︎ふ、ふにん...笑!
ダメだこりゃ!て感じでしょ?😭
だからこそ、42パターン必死で覚える。
書きまくって慣れる^ ^
そうして出た問題が
大宮八幡から東京ヒルトンまでの最短コース。
方南➡︎南大➡︎東大➡︎弥生➡︎清水➡︎熊野
前半なんて語呂が良いでしょ?笑!
一番簡単に覚えられるヤツだ!🙌
いや〜これは嬉しかったなー😁
地名問題は足立区➡︎入谷なんてのがあってラッキー!^ ^
住んでる所の近くだし笑!
これで確実に31点。💪🏻
社内では一番難しいと噂の地図6からの出題だったけども、後半の勉強開始時は、地図6から毎回復習を開始していたというのもあって、本当に運が良かった^ ^
所で例の3人組ですが
「え?一回で受かったの?」😳
皆んな2〜3回目で受かったとの事でした。
いやさ、あなた達の「簡単」の言葉が、どれだけプレッシャーになったことか...笑!!!!!
おかげさまで、社内で孤独な自習から開放されました😀
青が幹線道路、赤が放射道路ですね^ ^