WOWOWで「月の輝く夜に」があったので明けの日にまったりと見た。物語は、まだ歯の矯正をしていないニコラスケイジと歌手なのにアカデミー賞取ってしまったシェールのロマンティックコメディー。ニコラスケイジがパン屋で、向こうのパン屋事情が少しだけ分かって面白い。
この映画は、公開当時全く知らなくて、クリスティーナアギレラ主演の映画「バーレスク」で見たシェールに興味があって知った映画。「バーレスク」は、これまたアメリカ人がいかにも好きそうなサクセスストーリー。単純明快なストーリーで、何と言ってもアギレラさんの歌唱力を堪能できる。日本で言えば、ティーネージャー向けのアイドルなんだろうけど、歌唱力であのレベルまで行けばジャンルを問わずなんでも出来るのね。ストーンズのミックとブルース歌っても何の違和感もないあちらのアイドルの歌唱力。どちらも大好きな映画だけど、特に好きなのが主役が住んでいる家や部屋。←そこかい!!笑!!!!!
映画を見る時は、何をどんな風に食べているとか?どんなライフスタイル?、どんな家具?、どんな風に配置しているのか?とか、何故そうなのか?って考えるのが好き。勿論演出もあるんだろうけどね。向こうの人は、家でも本当に楽しんでるもんな。一人も良し、お家パーティも良し。色んなシチュエーションで楽しめる空間を常に作っている印象。そして合理的。
話は戻って「月の輝く夜に」。
ニコラスケイジが働くパン屋は、窯が地下にあって何の飾り気もない、倉庫みたいな厨房。イタリアやフランスの老舗店舗もこのパターンが多い。昔から重労働の肉体労働者なんだよね。
仕事内容から言うと当然。ヨーロッパの古い文献なんか読んでも、パン屋は罰ゲーム的な表現もあるし...
元々そんな職種なのに近年パン屋もコックコートが主流で、下手したらコック帽かぶっている。それから洒落たユニホームに変化してハンチング帽にカラフルなサロン。以前の店も時代に合わせてそんな感じにしたけど...
ある時、肉体労働なのにカッコつけるのが嫌でこの「月の輝く夜に」を見てうちの制服も、そのうち半ズボンにタンクトップにするぞ〜!と言ったことがあった。
スタッフ全員から猛反発を食らった
オープンキッチンが主流で接客技術まで身につけてマスクやゴム手袋も必要で...
もっと作る事に専念させてくれ
と思ったけど、出来なかった当時を思い出した。
