一昨年の10月の時点で、ほぼ所持金ゼロ。家は売れるまでは住んで良いよ?と言われたけども、失業手当等の保証も頼れる人もいない。←頼りたくない。当時唯一の相談者は弁護士さんだったのだけども大変お世話になりました。とにかく一人で全てを行うんだけども、店をたたむ準備は今まで経験した何よりも複雑で面倒。ボロボロになった精神状態で莫大な資料と書類集めと確認。加えて裁判やらなんやらで責任の追及と事実確認。こんなに金がない状況なのに数百万単位でお金も掛かる。売れるものは目標の金額の査定が出るまで幾度となく見積もりを依頼。そうして一瞬で全て無くして、何の保証も無い。
さて、どうするか?どうするもこうするも仕事を探すしかない。しかも日払い。明日の金さえ無いからね。
同時に住む所を見つけなきゃ!
住む場所が決まっていないと仕事場所が選べないし。住所が無い立場を想定したら雇われないよな?と。こうしてお店や家の面倒な荷物の処分、持ち出す荷物の選別をして何とか新たな生活がスタートしたのだけども
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これだけでも、もうね、ヘトヘト。振り返れば一番嫌いだった究極の「断捨離」をしていた。
今までの全ての物を捨てる。
本当に、文字通り、全て。
何かの災害に会った以上に、ある日、突然、物以外も含めて有りとあらゆる物が無くなった。
さて、無くなるとどうなるか?
過去記事を振り返って、あーなるほど!と思う事もあってブログって良い記録だなぁーと改めて関心。
いや、そうじゃなくて
今まで、物を買う時、物が増えた時の事を振り返ると
良く良く考えると絶対に必要な物!と言う物は、特に私生活においては生活必需品以外限りなくゼロに近い。
まずこれに気づく。
欲しい時に、欲しい物を手に入れていた経験があるからなのかな?とも思うけどまーそれは一旦置いておいて。
それと、「物」を新たに増やすにあたっては、単純に物欲だけでは無く、そこになんらかの体裁やらストレスの発散やら他人に対しての何らかの無駄な感情が発生していた事にも気づく。見返してやる!とかあいつより少し優位に立ってやろう!とか。買う必要が無いのに、正当化して購入してストレス発散になるとか。
今は何かを購入するにあたっては、やって見たいから、興味があるから、自分の為だけに、と言うように、そこに第三者が入り込む余地や無駄なマイナスの感情が全く無い。
純粋に自分の為だけに行動する事で新たな発見、気づき、情報が、捨てた分だけ次から次に入ってくる。いつ、どこで、何をするにも好きな時に出来る。
断捨離、お勧めです。
と、世の中で、一番悲惨なおっさんが
自分の立場を正当化して見た。笑
ジャガイモ大量消費の為めの
美味しいジャーマンポテトです。