レースは、金、土で予選を終え本日は各クラスの決勝日。
各クラスはバイクの排気量で分けられており
Moto3→125cc
Moto2→250cc
Moto GP→1000cc
地元では誰も敵わない、そんな無敵のライダー達が全世界から集まってきて色んなレースでキャリアを積み運と実力を兼ね備えて名実共に認められて、スポンサーが付いてようやくMoto3の舞台に上がる。そこから世界中の強者達との争いの中結果を残しMoto2へ昇格→さらに戦って結果が出た限られたもの者達だけがMoto GPへの階段を登る。
レーサーは小柄な人が多い。競馬や競艇同様、究極のハイレベルな戦いになったらスピードを争う世界なので結局体重が軽い人の方が有利だ。→例外あり
なのでどの選手もぱっと見て散々命のやり取りをしてきた人達には見えないのだけども、レースを見たら同じ人間とは思えない。
もてぎには762mのダウンヒルのバックストレートで300キロ超の最高速から一気にフルブレーキで70キロほどに減速して90°のコーナーを曲がると言う、世界的に見ても超難易度の高い有名なコーナーがある。
一瞬のミスが命取りの中、競っている相手の先を行く為に又は追い抜く為に、ギリギリまでブレーキングを我慢して究極の判断の先に究極のテクニックを持ってカーブを曲がる。
フル加速時のフルブレーキング時にかかる負荷は計り知れない。
現場で見ているとブレーキング時にガクン!!とマシンが一瞬沈み込むのが良く分かる。
ギアを落として→ブレーキング→アクセルを開けて→曲がって行く一連の動きは選手によって皆微妙に違っていて、コーナーに進入する角度やそれぞれの操作のタイミングも微妙に変化するのも良く分かる。
音もバカデカイ。
選手によっては、え?そこ?と言う場所やタイミングで操作を行い、素人が想像の出来ない
奇跡的なコーナーリンクで華麗に曲がったと思ったら、案の定失敗して転倒の場面も多かった。→雨なので特に。
え?そこ?と言う場面を見る度に冷や汗を流し、驚愕し、目の前で繰り広げられる命懸けの戦いに一喜一憂する。
バイクに乗っていて良かったなぁ。
ヒヤッ!とした経験があって良かったなぁ。
ラストこのコーナーで繰り広げられた歴史的なバトルを思い出し感動に浸る。
ブレーキ痕を見てはライン取りを現場で確かめてふむふむなるほど、と。🤔
お腹いっぱいのGP観戦なのでした。
本日のベストショット!!
すみません、嘘つきました。ポスターです。