明日最新作を見に行こうと決めて、元祖ブレードランナーをあらためて見た。amazonで¥100くらいだった。😅
ストーリーは、人間と区別のつかない奴隷ロボットが反乱を起こす話し。←やっつけ😓
映画は初っ端から相変わらず暗くて、最後まで暗かった。笑!
さて、何故この映画がSF映画の金字塔となったのか?
それまで明るい冒険活劇だったSFの世界に、初めてハードボイルドを取り入れた
退廃する近未来都市の描写がとても秀逸
色んな話があるけど、大体この二点の説に辿り着く。
それまで描かれていた、スタイリッシュで機能的、合理的かつ実用的である、誰もが憧れるシュッとした、白を基調とした未来都市の姿。←シュッ!...😂
それを、降り続く酸性雨、街中のそこら辺から立ち上る蒸気と炎、路地裏の汚い屋台と言う、現代でも見慣れた都会の汚れた裏の顔と音声認識、生体認証、3Dの広告、浮遊するパトカーと言うテクノロジーと同居させる。
この荒れ果てた近未来都市のモデルが新宿の歌舞伎町と言う話は有名だが、随所に織り込まれた東洋のエキゾチックな情景も、その混沌とした世界に妙にマッチする。
その後のあらゆるジャンルが描く「近未来都市」に多大な影響を与えた事は事実だろう。
公開当時はまだ10代で、そんな映像云々と言うよりも、予想外の儚く切ないストーリー展開がとても印象に残っていた。
そして今、薄暗い路地裏、夜の工場、廃墟、都会の裏側など、見ると何故かグッと惹かれる時がある。
近年工場萌えなんて言葉もあって、今までそれほど美とされていなかったものが、ここに来て評価され出したのと同様に、路地裏や廃墟なんてものもクローズアップされ出した。
誰が見ても綺麗と言うには程遠いものに、私自身も惹かれる理由の一つに
ブレードランナーが作り出した新たな美が、潜在意識の中にいつもくすぶっていて、長らく影響を与えていたのかも知れないと思えてしまう。
ある時皆一斉に同じ方向に舵を切り出した時、他と違う事をして、しかも数年経ってからジワジワと評価が上がって行く。
映画に限らずこんな現象、面白い。
その裏側は、何がどうなっていたんだろう?と考えるのが面白い。
明日まであるのかな?
今日のNo1は、ミニスカのピカチュー金髪美女。さて、明日は...←仕事しろ
所で明るい冒険活劇から、暗いリアル描写の移り変わりの元祖はガンダムではなかろうか?
ガンダム公開の方が先だよな。
日本のアニメを作る人ってやっぱり凄い!!