boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素で楽しい暮らし。

北海道ツーリング やっと最終回

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帰りのフェリーも相変わらず飲みっぱなしで

今回の旅の振り返りなどをのんびりやっていた。

 

地域を絞るか大まかに全体を回るか迷っていて、雨の中予定通りとは行かなかった部分もあるとはいえ、初めてなので全体を回ろうと判断した。

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襟裳岬は雨続きで諦めたけど、こうして見るとよく回れた方かなと。 道南、道北、道央、道東の雰囲気の違いもしっかり体感出来た気がする。←おおよそ2200キロの走行だった。

 

結構楽しみだったキャンプ飯は、前半の宗谷から網走、知床にかけて雨続きで寒さもあったせいかする気になれず。食べ物に関してもやはり不十分。移動と移動中の寄り道で時間が無くなるんだよね。目的地に到着する頃は予想以上に疲れていて手抜きしてしまった。

 

ただし、ツーリングという部分においては大変満足の行くものだった。バイクであの壮大な自然を走っている時を満喫する。毎日250キロ前後の走行中は必ず体感出来る今までにみた事がない大自然の営み。北海道はどこを走ってもそんな所だらけだった。そもそも観光や旅行とツーリングは目的が違う。ツーリングは移動そのものを楽しむもの。その先に発見する過去に見た事の無い雄大大自然や景観に感動しつつ、その中を風を切って走っている事()自体に大きな満足感を得る。

 

カーブを曲がった先に突如現れる美しい夕日、日中汗だくになりながら太陽に向かって走っている時にふと見たバックミラーに移る絶景、寒さと雨の中いつのまにか幻想的な世界に包まれるあの夢の世界観..

 温度、湿度、変わり続ける周囲の匂い、風の向き、強さとか地場の持つ神秘的な雰囲気との出会い...宗谷の爺ちゃんの時にも書いたけど、一つのツーリングで一つの人生を味わう。

毎日毎日同じ時間に起きて通勤して同じような作業の繰り返しとなる仕事と、同じ姿勢で果てし無く続く道を走り続ける事が重なって、途中様々な喜怒哀楽を経てようやく辿り着く目的地。待ち構えているものは喜びや達成感だけでは無いけども感情を揺さぶられて、度々出て来る小さな喜びがやがて至福の時に。 

 

なんか映画にも似ているなー。

 

今回は地元の人とのちょっとした交流も案外多かった。ホテルのフロントに清掃のおばちゃん、飲食店の店主、道の駅の店員と客、道端で果物や野菜を売っているおばちゃん、同じく道端で休憩中に出会った沢山の人々。その辺の人より失くしたものが多くて質素な生活の良さに気付いた1年。2年目はもう元に戻りつつあると言うね。北海道の暮らしを少しだけ感じて反省です。

 

今年はあとMoto Gpとライブくらしいか楽しみが無いので←まだあるんかい!

 

関東に出て来て1年目の質素な暮らしに戻したいと思いました。

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帰りたくないよーとなった船の上。

さて、今年残り半分どうなることやら。

 

終わり。