レコードを鳴らす為に購入したアンプやらなんやらを配達日指定して目覚めて待つ事数分。配置換えしている途中でまずはスピーカとアンプの入った巨大な箱が届いた。開梱してダンボールを切り刻んでゴミ袋に入れる。次の品が届く前にやってしまおう。
続けて真空管アンプ、RCAケーブルが設置に合わせてナイスタイミングで届く。
こうして配置換えと各種接続を終え、あとはレコードプレイヤーのスイッチを押すだけだ。
ところがスイッチを押してもプレイヤーが動かない...色々触っていると裏のモーターは回っているのに回転盤が動かない事に気づいた。
2時間後
ゴムのベルトがモーター部分に掛かってなかっただけだった。引っ越しの時外したんかなー。不器用というか知識が無いというか相変わらずだ...
こうしてようやく駆動を始めたプレイヤー。そのままプレイヤーに乗っていたクラプトンのアンプラグドを流す。
おーー!!なんだ!この澄んだギターの音!!が第一印象。
久しぶりに部屋全体の空間を通して聴く音が新鮮で、かなり大げさに言うとライブ会場にいるような感覚。ここ数年ずっとヘッドホンで聞いていたからかな。
スピーカーのエージングに100時間とか書いてあってアンプも駆動したばかり、それなのにとっても良い音で大満足。しかし、その感動もつかの間、B面にした頃に何故か一部の低音が音割れする。そうこうしているとさっきまで澄んだ音色だったギターの音もなんか変。
もしやと思いレコードをクリーナーで吹き、レトード針もお掃除。
見事に復活しました。
2〜3年放置していたんだ当たり前の話だ、嬉しくて慌てて聞いたのがまずかった。
うーん、それにしてもB面への変更、針やレコード盤のお掃除、あんなに煩わしかったのが楽しい事、楽しい事!
その後レットイットビーを聞いたんだけども、アンプラグドと比べると格段に音質が落ちた。アンプラグドは特に音が良いと言うのもあるし、ビートルズのシングル盤は出た当時の物。しかし、それがまた良い。何だろうなーこれは、それぞれの楽器の音とかがクリアーでないのに、何故か感じる当時の音と言うかレコードならではの音が良い。針が落ちた瞬間にバチバチとノイズが入るがそれがまた良い!語彙...
あんなにノイズが嫌で神経質になっていたのにな。
あと
レコード針が見えない件。笑
レコード針の先端を優しくそっとなぞりたいのに針の位置が不明。ハズキルーペいるなぁー。
実は真空管プリアンプはまだ通して聞いていない。アンプとスピーカーだけでも十分良い音だし、両方ともこれから音が良くなるだろう。現状を十分に楽しんでから次の変化を楽しもうと思う。
続けて試しにロックっぽいやつで中学時代流行ったフォリナー、KISS、割と最近のブラックキーズを聴いてみた。
あれ?意外とイケる?音やリズムがハッキリしたキレの良い音なら物足りなさなんて無いぞ?
さすがにKISSは音源もライブで古くざらついた感じだったけど、何故か一番ダメだと思っていたガレージロックのブラックキーズはデジタル音源よりも逆に印象が良くなった。良く考えたら70年代とかの音っぽいし意識してるのもあってわざわざレコードも出したんだろうしなー。
ガレージロックこそレコードだ!!と感激したのでした。
右端のフィルコリンズは元が透明感ある音。文句無しっすね。
機器が慣れてきた頃にJAZZ、クラシックに真空管アンプ。真空管のみを変えて遊ぶのも楽しみだな。
昔システムで揃えていたスピーカーは何だったのか?安くて小さいのに良いわ〜。