ブガッティを見た当日、22時を過ぎると六本木界隈の空車タクシー台数が凄い事になって来た。→160台を超える→100台超えたらお客さん拾うの絶望的
今年の年始はベテランさんが口を揃えて特に売上が悪いと言うのを聞いていて自分も実際に体感していたので
帰ろっ!と
そう決断したのは0時を回る頃。こんな状況でも繁華街をくまなく回ればポツリ、ポツリと拾う事は出来るのだけども、散々走り回ってようやく見つけるお客さん!の仕事は何かとリスクが高くなる。
他の空車タクシーとの左側走行争奪戦、信号待ちでの先頭争奪戦、先に見える駐車車両をどうかわすか?など、互いに少しイラついているので 笑! 自然と激化していくお客さん争奪戦。
極たまに参加したくなるのだけども←なるんかい!
何かと疲れる上に事故のリスクが高まるのでなるべくなら回避したいところだ。
資本主義の現代社会は結局競争の社会。誰かの成績が上がれば誰かが下がっていると言う、奪い、奪われの世界に変わりは無い。トップがいくらそれらしい理念を掲げたところで末端で働く人達は結局隣のデスクの人との駆け引きが必要になってくる世界だ。好きな事を探求していて志を持っていても、いつの間にやら他者と比較しなきゃならないようになってしまう。
逃げるが勝ち 笑 ←違う
こうして早めに切り上げる事が決まった瞬間に肉のハナマサ行こう!となった。
香辛料、乳製品、ドライフルーツなどはスーパーより安いしサランラップは業務用が断然使いやすい。
切らしていたバター(バター風味のマーガリンだけど)と共に見つけた牛肉のサガリ。
一応バター入りで500円代。
おー!いつもUSやオージーの肩ロースで我慢しているので思わず買ってしまった。
この牛サガリについては案外知られていない事もあると思う。その原因はスーパーではあまり見かけない事(特に塊)、焼き鳥屋さんでは馴染みのネーミングなのだけども味は想像つくがどこの部位かも案外知られていない事、そして何よりも焼肉屋とか洋食屋さんでは、このお肉を「ステーキ」とか下手すれば「ロース」と言うネーミングで出しているからでは無いだろうか。
ランチメニューの、お!安い!と思うステーキと言う名の商品は大体がこのお肉だ。
最近の焼き肉屋さんでは、長いままの「さがりの壺漬け」とか見かけるようになったので認知度は高まっているとは思うけども、その正体は内臓であって横隔膜周辺の肉って事まで分かっている人は意外と少ないかもね。脂と筋に覆われていて、まー掃除(筋や脂取り)が大変!なお肉の一つです。
そんな牛サガリ、独特の濃厚なお肉の味が大好きでめんどくさい掃除の記憶も蘇って来て思わず買って来たのでした。
しっかり焼いて、いつもの和風ソースと共に。少し硬いけど歯切れと味は抜群だった。