年度末、最終週金曜日。深夜を過ぎると新宿、六本木、渋谷、青山、上野、四谷、目黒...どこを通ってもタクシー待ちの人で溢れ返っていた。所謂ゾンビ状態🧟♀️🧟♂️
(手を挙げながらゾロゾロとタクシーに群がってくる様を先輩方はこう呼んでいる)
お客さんはウジャウジャいるのに、群れに突入して拾うのは1組。締め切り時間間近になって街の外れで乗せたお客さんは←神楽坂 から
上野経由荒川区行き。8千円程にはなったけど、会社近くまで戻ったし、再び都心に帰る時間の余裕は無い。まだまだお客さんは沢山いるのに帰らないといけない...
出勤時間を遅らせれば良かったな〜と後悔しながら泣く泣く帰宅した。
日中、東京の桜は各所満開となり
靖国神社と近隣の千鳥ヶ淵も花見客で賑わっていた。目黒川周辺はネット情報では満開となっていたけども、実際には8〜9部咲きかな?って感じだったなー。
関東周辺は桜の名所が至る所にあっていつも感心する。福岡にも大きな公園や川沿いには名所と呼ばれるところもあるにはるが東京ほどでは無かった。
都心は街中や大型施設周囲はきちんと桜の木や植栽で景観を整えてあって、何故か神社も多く決まって桜の木とセットだ。
花見がてらのんびりと回りながらも、朝からそこら中にいるお客さんを乗せながら、せっせと稼ぐその様子はまるで
鵜飼の鵜みたいだな
と思うも何だか楽しかったので良いけど。
さて、都内の桜スポット。個人的にお気に入りがいくつかある。
・大手町交差点付近の道路沿いに数本ある小さな枝垂れ桜。江戸城後をバックに見る濃いピンクが一際目立つ。柳の木も良い感じ。
・泉ガーデンレジデンス。観光客が少ない。狭い道路を取り囲むように見事な桜のトンネル。
・乃木神社の枝垂れ桜。神社と桜と言うだけで絵になるけども、一本の背の高い枝垂れ桜との組み合わせがなんとも素敵。
・神楽坂下から市ヶ谷の外堀通り→靖国通りに変わる道路沿い(川沿い)の桜。
道路沿いの川(貯水池かな)と電車と駅。結構長い距離桜の木が密集していて、桜の木の向こう側に走る電車がなんとも言えない良い雰囲気。
・国立劇場の桜。数は少ないが一際目を引く一番大きな桜の木の形が良い。大きく広がり若干垂れ下がり気味の桜と国立劇場の建物の組み合わせが目を引く。
・神田橋の2種類の桜。共に小さな木が1本づつ。濃いピンクと薄いピンクの桜の花が可愛らしい。
どこもスケールは小さいが、枝ぶりや形が良く他の景観とセットでとても風情がある。仕事中一瞬目に入るそんな光景は、そこを離れた後もいつまでも脳裏に焼き付いていて長い余韻がいつまでも続く。
一人花見の方法です。笑!