boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

蜘蛛の巣を払う女

ようやく値下がりした「ドランゴン・タトゥーの女」劇場版の続編。

結論から言えば、前作とは全く別物だったけどそれなりに楽しめた。

それなりに楽しめた部分は、過去の特殊な生い立ちの凄腕女性ハッカーが活躍するところ。

 

今回のミッションは、個人のどのパソコンからでも世界の防衛システムに簡単に侵入できるプログラムの奪還&消却。これに主人公リスベットの過去(秘密)が絡む。

前作もハッカーによる謎解きや追跡が最大の見所?と言う感じだったのだけど、今作を見ると決してその部分だけが見所では無かったことが逆に浮き彫りとなった。

 

前作のデビット・フィンチャー監督はやはり特殊だ。

 

色合いを抑えた独特の映像、スタイリッシュな映像と古典的な演出の融合もさることながら、誰しもが潜在意識のもとで抱える苦悩や葛藤と言った心理描写を散りばめる演出があるから面白い。エロティシズムとか特殊な性癖、人間の残虐な部分とか、ギョッとするような映像を通して人間の本性をいつもしれっと描いている。←しれっと?w

 

「セブン」や「ゴーン・ガール」、「ドラゴン・タトゥーの女」は特にその辺が丁寧に描かれていたので、今作は前と比べて感情の揺れが少なくてどうしても見劣りしてしまった。

 

とは言え、アクションシーンやハッカーによる追跡、終盤のクライマックスシーンはとても見応えがあって迫力満点!前作を見ていないと理解しずらい部分もあるのだけど、リスベット姉妹の確執に焦点をおいた別物作品と見れば問題無いだろう。

リスベットが表情豊か過ぎw問題もあるのだが、何度も言うように別物と捉えると普通に面白い。

 

それとドゥカティランボルギーニの登場シーンもカッコ良いね!笑

日本以外ではやはりウケが良いんだろうなー。

 

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前回のゴーヤとツナのサラダと

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胡麻和え+奥にはまたゴーヤチャンプルーw

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ちびちびやりながら、お待ちかね!の映画を見る時は至福の時だね。

 

18時過ぎ、ベビメタ横アリ当選のメールが...←懲りないおっさんw