昔の懐かしい思い出と言うのはただの記憶に留まらず、その時の体験や体感を通してある事柄と一体になって記録される事も多い。特に匂いや音楽とセットで頭の中に記録される事が多いが食べ物とのセットも多い事に最近気付いた。←遅い
無意識でこのブログにもたまに書いているけど、母の味、元嫁の味、試行錯誤していた時のパンの味など思い返せば無数にある。
さて、先日ホワイトソースを作ったのだけど、そのホワイトソースと共にふと懐かしい記憶が蘇った。父が病気で倒れ母も骨が変形するほどの重度のリュウマチだったので「じゃあ大学辞めて働くわ!」と軽い気持ちでフリーターをしていた当時、昼夜問わず何かしらのバイトをして生計を立てていたので深夜にバイト先の友人達と外食をする機会も多かった。
外食と言っても30年くらい前の話。当時のコンビニは文字通り23時には閉店するのが当たり前で、田舎で24時間営業と言ったら郊外の国道にあるラーメン屋、ファミレス、大橋のモスバーガーくらいしか無かった。→大橋誰も知らんし
ファミレスの24時間営業も始まったばかりで限られた店舗しか無かった記憶がある。
(ジョイフルやガストに変わる前のファミレスの名前何だったっけ...)
0時頃にスーパーのバイトを終わると、その名前不明のファミレス太宰府インター店に原チャリで晩飯を食いに行く事が定番の流れだった。10代後半から20代前半にかけての事、ファミレスの食事と言っても毎回楽しみだった記憶がある。その思い出せないジョイフルになる前のファミレスメニューで当時お気に入りだったのが、カニピラフとホワイトソースが乗ったエビピラフだった。腹が減って仕方のない十代、まずはご飯物を食べて腹を落ち着かせてから何かしらの追加をするのが鉄板で当時のご飯は前菜見たいな物だった。ホワイトソースを絡める事によって変化するピラフの味に感動し、夢中になって食べてはバカ話に盛り上がっていたあの頃。
と言う事であの懐かしの味を思い出しながら作ってみた簡単エビピラフ(シーフードピラフ)
バター多めで玉ねぎ、ピーマンを炒め(ピーマンの印象が強い!)
フレッシュは高いので水煮のマッシュルームを入れる(マッシュルームも欠かせない)
続いて軽くチンした冷凍のシーフードミックスを投入し安料理酒でフランベする
ご飯を投入して、ナツメグ、パプリカ少々、塩胡椒少々、ガラスープの素小さじ一杯を加えてよーく炒める
ご飯がパラパラとなったら味見、塩加減を確認したら皿に盛り付ける。
冷蔵していたホワイトソースはチンしてもプルップル、フライパンで温めてもプルップル。笑
(固すぎ)
どうせ混ぜるから良いや!とご飯にかけたら完成だ。
これがなかなかどうしていつものように
でたらめ旨い
ナツメグは入れすぎるとオエっとなるので軽く一振りにしましょう。
ピーマンとマッシュルーム、エビ(シーフードミックス)との相性は抜群だった。
思い出した!スカイラークだ!