たまに作っていた麻婆豆腐。最初はいつもの動画を参考に作っていたのだけど
コツが分かっていたつもりで作り方がだんだん雑になり、最初に作ったインパクトが減っていた今日この頃。
この人のなら間違い無いだろうと改めて作り方を観察し、上記二つの作り方を合わせて作って見た。材料は主に上の動画、調理方法は下の動画と言う具合。
ひき肉は「ザージャン」とやらを事前に作っておき、豆腐も下茹し、野菜を刻んで調理スタート。調味料は市販の甜麺醤と豆板醤、S&Bの山椒のみ。(紹興酒あり)ラー油は以前作った手作りの物を使用した。
やはり中華だけあってどちらの動画もしっかりと火を入れているのが分かる。
ここがだんだん雑になっていた😓。ボロ鍋がくっつくもんだから(焦げる)炒める時間を短縮してぶっ込み調理状態となっていた。
火入れ作業はやはり大切だ。素材や香辛料の香りや旨味を引き出す、お肉の風味を高める味を閉じ込める、臭みを消す、味を濃くする、殺菌する...
全材料を一度にぶっ込んで煮るだけとなると各素材の長所が生かせない。
麻婆豆腐は簡単煮込み料理みたいな感覚だったのだけど、下の動画を見ると焦がす直前までしっかりと火入れをする、強火による炒め料理だと分かった。
テフロン加工の鍋のおかげでしっかりと炒める作業が楽になった。
本当はプロ用をキチンと育てて使いたいのだけど、こんな状態となってドラッグストアやスーパーで買った¥500程度のフライパンや手鍋による調理が当たり前になっていた。
相変わらず特に道具にこだわるつもりは無いのだけど、最低限の物はやはり必要だと感じた。
高価な道具にこだわりが無い理由は、お店の巡回や指導をしていた時、各お店の道具や設備、条件がそれぞれ異なっており、工夫次第でどうにか対応出来ていた体験があるから。道具の選別に集中するよりも、自分の感性を磨く方がどんな状況下でも生きていけるなと感じたから。
取ってつけたような知識と表面上の資格や技術よりも、今置かれている環境で最善を尽くす為に自分自身の身体や感覚と徹底的に向き合って得られる感性は簡単に模倣される物では無い。
と信じたい。笑
簡素化出来るものはしたいけど。
豆板醤が熟成物じゃ無いので色が薄い。
あ、春雨入れています。
麻婆丼が旨いぃーーーーーーーーーーーーーーーーー!
最初のインパクトが無事復活したのでした。