しつこいTVの番宣にウンザリしてw切り替えて映った番組はボリショイバレエだった。
そこには相変わらず人間離れした動きで魅了するバレリーナが踊っていて、踊る人たちの中でトップレベルなジャンルはやはりバレエだろうな〜と思った。
遡る事10数年前、アメリカのオーディション番組の「アメリカン・ダンスアイドル」を追っていたことがある。そこにはヒップホップ、ジャズダンス、ブレイクダンスからコンテポラリー系の一流のダンサーが登場していたのだけど、当時どんなジャンルのどんな課題も見事にこなすのはバレエダンサーだった。
体のしなやかさや柔らかさ&頭の先から爪先&指先まで貴賓のある動きからは一転、キレのある激しい動きで今まで全くやっていなかったであろうブレイクダンスまで見事にこなすバレエダンサーを見て驚愕した。(ダンサーと言って良いかは知らんw)
そんな中、たまに現れていて日本人ダンサーの活躍。M・ジャクソンのバックダンサー経験者とか、オーディション番組でグランプリをとった蛯名健一氏などは有名で、少し古いけど、ひとりでできるもんは日本人離れしているなーと楽しんでいた。
(今では日本人バレエダンサーでも世界的に認められている人がいるけど)
けれども、やはり日本人には外国人に敵わない決定的な何かをいつも感じていて、体格(手足の長さ)や骨格(小顔)筋肉の質(瞬発力としなやかさ)の違いは生まれ持ったものでどうにもならないので、いつまで立っても差が縮まらない。
先日のMステを見ていて、三浦なんとか氏(すみません、知りません)は、お!と思ったのだけど、その他に関しては、近年確かにキレは出て来ているけど、どれも似たり寄ったり...(と思ったw)
日本人は日本人の特徴を生かすべきだ!と思ったかどうかは分からないのだけど、パフュームやベビメタの振り付けで有名なMIKIKO氏は、渡米して己に限界を感じ失望して帰国して日本人的な振り付けを見直して現在に至っている。
ベビメタの振り付けを見れば分かるのだけど、超絶ダサい。笑!!!!!!!!
(褒めてます)
左右非対称で時にはダンスでほぼ見かけないようなガニ股の動きなど滑稽な動きが多い。しかし良く考えてみて欲しい。近年のCMの振り付けを見ても分かるように、そんな滑稽な動きだらけとなっているのは少し想像してみたら誰もが納得できるのでは無いだろうか?
10数年前のデビュー当時からベビメタに求められた「日本人らしさ」とそれを追求した振付師のMIKIKO氏。
各国の民族舞踊的な振り付けも織り交ぜながら、昭和の歌謡曲のいかにもな振り付けをも踏襲し、手足の短い日本人に合うような演出になっている。
(成長&成熟したベビメタ二人は超絶小顔ですでに手足は長いのだけど)
それと、ベビメタの歌わない横二人はいらない派が結構いるのだけど、舞台をより立体的に見せるためには最低3人は必要だと気がついて実践して来たのはMIKIKO氏だ。
ベビメタの一見特徴の無いような滑稽で日本人的な独特のダンスは、実は色々と計算され尽くしていて、その独自なものは今や日本のCMを席巻しているばかりか外国人にもウケている。
ついでに書くと、MIKIKO氏によるとベビメタのSU-METALとMOA-METALは天才らしい。
もの凄い昭和臭&90年代臭wの歌詞とダンスw
ダサいフリをカッコ良く&スマートに見せるって実は難しいんだよね。
と言うことで、結局ベビメタに行く着く訳ね。笑
たこ焼きを焼いて見た記事は次回へ。
ぶっさ!笑