boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

ストーンズの日

今から30年前の1990年2月14日、ローリングストーンズが東京ドームにて初来日公演を行った。さかのぼる事2年前、本来は1973年に来日する予定だったのだけど、当時はキースかロニー(どちらも?)がドラッグ関係で入国出来ず、1998年の公演はミックのソロとなった。当時のライブイベントのチケットは、プレイガイドと言われる販売所て直接購入するか電話予約のみ。良い席はやはり直接購入という事で前日から並んだ記憶があるなー。福岡市内にあるビブレと天神コア(ファッションビル)の間にある細い路地にあった小さな小さな販売所。今で言うと金券ショップ的な雰囲気のお店だった。

 

ミックのソロライブの時はまだ10代。青春18切符を利用して博多から東京まで普通電車を乗り継いで、ほぼ1日かけてようやく辿り着いたのはまだ夜明け前の早朝。なのに駅のホームにはスキー板を抱えた乗客が沢山いたのに驚いた覚えがある。スキーの格好?いや、記憶には確かにスキー板がある。(実際は知らんけどw)

 ライブとギミーシェルターという名のストーンズ専門店に行った記憶があるが、街をうろついた記憶がほとんど無い。ひたすら牛丼食っていた記憶があるだけだ。

 

 

それから2年経ってようやくメンバー全員が揃っての来日。青春18切符には懲り懲りしたので新幹線で行った記憶がある。東京ドームに作られた巨大なセットに圧倒され、スタート・ミー・アップが始まると、海賊版を買い漁ってw見ていたあのライブが目の前に!!今よりもはるかに音楽の知識なんて皆無な状態だったのだけど、憧れのライブを目の前で見てもうそれだけで十分満足&感無量。とは言え、1980年代は福岡にもまだ海外の大物アーティストが沢山来ていて中学生の頃から良く見に行っていたのだけど、他のアーティストに比べて特に劣る所は感じなかったな。

 

当時のストーンズは40代〜50代。振り返るとすでに引退間近で惰性でやっている的なことも囁かれていたのだけど、自然体で本当に楽しそうに、しかも全力でやってくれている様は強く印象に残っている。そのストーンズは今、ミックの不調でツアーを休止していたのだけど今月に入って再開のニュースが飛び込んで来た。70歳を過ぎて尚、未だ第一線で現役バリバリってまさに超人で、彼らにとって40〜50代はまだまだ「若気の至り」の時期だった。

 

ギターってこんな音するんか!と感動したルビーチューズデイのイントロ、有名なオープンチューニングのホンキートンクウーマンの出だし!にまさかのミッドナイトランブラー、そして悪魔を憐む歌からギミーシェルターで昇天しw皆んなで飛んだwブラウンシュガー&サティスファクション&ジャンピングジャック...懐かしい思い出だ。

  

ザ・アメリカ 笑 

LAを疾走するムスタングにリアルリップ&タン、ジッポーとミラーに飾られたダイスにポールダンスと治安の悪さ...

あのターミネーターの舞台になったような所は走れるのだろうか?←走りたい人w

 

今の時代となっては最も敬遠されがちなジャンルのロック 。やっている人達は70を超え今も変わらず転がり続けているので当然なのだけど、youtube参戦は早くありとあらゆるジャンルのアーティストとのコラボも多くいち早く時代に合わせる嗅覚もある。ミックは「誰も新曲を聴きたがらない」と言うけれど(笑)確かに出せば見事にストーンズだw

 

(数年前)

体型もほとんど変わらないしあの年で動き続けて歌えるって自己管理の賜物かなー。

いやー凄い!

 

 

 

 

そう言えば昔アラニス・モリセットも福岡でライブを行なっているんだよねー。何故行かなかったんだろ?

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それが今頃になって

✌️当たったーーーー!!