boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

捏ね上げ温度

例の件で世の中が自粛モードに移行してから何故かここの訪問者数が激増している。

外に出ないから?そんな理由でこんな僻地に訪れるか?

元々訪問者を増やす事など考えていないのでマイペースでやっているのだけど、アクセス数がいつもの5倍が続いているとさすがにちょっと気になって来た。で、ヤフーとグーグルからの流入が80%を超えているのは相変わらずなのだけど、アクセス先も今まで変わらずバイクレビュー、北海道ツーリングネタ、そしてパンネタだった。

 

ただアクセス数だけが急増している謎現象。←あんまり増やしたく無いので気になる

 

で、試しにグーグルで「S1000XR レビュー」で検索すると3番目くらいにココが出て来てビックリ!あやー、いい加減なブログで

 

 

   スマン

 

て言うか、不人気車種なのに何が気になるんだろ?

新モデルの影響かなー?

 

いやホント、申し訳無い...

 

で、次にアクセスが多いパンネタの中でも、生地の捏ね上げ温度についての過去記事にアクセスが集中していたのでこれもググったのだが、これに関してはこのブログが登場する事は無かった。ホッ...←安堵のため息

 

代わりに上位に表示された他のページを見たら、パン教室の先生だかなんだかのページがあってココ以上にテキトーだったので驚愕したと同時に笑ってしまった。これだから〇〇研究家とか〇〇教室の先生は...(上手く儲けていれば、それはそれでアリですけどね)

 

と言うのは置いといて、そこの記事があまりにも酷かったので美味しいパンを食べて欲しくてパンの「捏ね上げ温度」についての補足説明を。

 

boulangeriemanna545.hatenablog.com

 

家庭で作る少量の場合、↑このように生地の温度は高めで良い&調整は時間と終点で!

くれぐれも冷蔵するとか生地に保冷パックを貼り付けるとかしないように!

 

 

捏ね上げ終了直後の温度で慌ててはいけません。発酵終了時の温度がポイントですよー。

 

仮に夏場で40℃くらいの水温で仕込むんだとすると、生地の捏ね上げ温度が36℃とか最悪の場合40℃くらいにまで跳ね上がる事もあるでしょうが、そもそも年間を通して通常の家庭の室温って大体26℃前後、40℃で仕込むって寒冷地など特殊な条件になるはずで、一般家庭においては余程の事が無い限り40℃の水を使用する&生地の温度が36℃付近を超える事がない訳です。とすると、レシピ本に書いてる平均の生地温度は24℃〜26℃くらいなので、これを1〜2℃超えても全く問題が無いどころか、ここで再三言っているようにむしろ3〜4℃高めで良いのに無駄にパニクっている事になる。

 

どこかに書きましたが←どこかにw

生地量が家庭用分量だと生地そのものが持つパワーが圧倒的に低下する。通常お店では10キロ単位で仕込むけど、これが1キロ仕込みなっても生地の活性が極端に悪くなって、仕込み量10キロと1キロとでは取り扱いが激変する。それを家庭用の〇〇グラム単位となると...

 

仕込む量が減れば減るほど生地中に存在するイースト菌の減少による酵素の活性力の著しい低下を招くので、生地の捏ね揚げ温度は高めで正解なのです。←リッチな配合の場合は特に

 

リーンな配合とリッチな配合とでは、調整の仕方が若干変わってくるのでその話は気が向いたら...笑

 

それにしても先生になるって簡単だなー。

飲食業界の闇だなー。

 

年齢制限有り、面接有りの女性限定のパン教室でも始

 

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朝食にビーフシチュー。

旨い!!!!!!!