三連休中二日目の本日の天候は雨、先月開催されたAHO...あ、違った、WHOの執行理事会議でのタイ代表の発言動画を見つけてちょっとスッキリしたのでパンでも焼こう。
( しかし露骨に中韓からはまたお金を...)
ウケとるw
記事最後の「テドロス事務局長は中国ではWHOの党書記との異名を持つ」がじわじわ来る。
さて、焼きたくなったパンはメロンパン。
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ここに来てまだ慣れぬうちに作ってみたので、実はこの時の焼き上がりはちょっと表面が焦げていた。(メロンパンの一部の焼き色が濃いでしょ?)
記憶ではこの時ベーキングパウダーを使った気が...
超簡単に書くと、ベーキングパウダーはほぼ重曹(重炭酸ナトリウム)にその他色々加えて調整してあるもの。その結果焼き色のつき方が重曹とは異なってくるのだけど、焼き色に関して言えば重曹は黄色が強くなるのが特徴的。→メロンパンにはその黄色が都合が良い訳です。
生地はこのレシピ↓
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上生地作った後に40分かけて捏ね上げた生地。
菓子パンや調理パン、食パンは日本の縦型ミキサー前提のレシピ。
特にこのブログのレシピはどれも業務用とも言えるのでやはり時間が掛かる。
発酵終了予定時間は90分後。(35℃のオーブン内にて)ブログでも書いておこう〜。
まだ雇われていた時のお店での出来事。
メロンパンは昔から定番商品でその界隈でも超有名、毎日かなりの数を焼いていた。
で、そのお店の隣にある日スーパーがオープン、中には地元大手のパン屋も入っていた。
しばらくするとバイトちゃんからの聞きづてで「うちと同じようなメロンパンを大々的に売っていますよ〜」との情報が。
早速見に行くと、なるほどこれは確かにうちの真似だと全スタッフが思える商品。他所に無いある特徴を見事に再現していた。しかもクッキー生地部分には北海道産のバターをたっぷり使用!とありポップやポスターにて大掛かりな販促をやっていた。
食べた時の特徴はうちの商品そのものでそこに更にひと工夫してあって、食べたスタッフは皆美味しい!と納得していた。そのうち常連客からも隣のメロンパン美味しいよ〜なんて声も出るようになり、スタッフからもうちもクッキー生地にバターを使ったら?なんて話も出てくるようになった。
創業者のポリシーはは毎日食べても飽きのこないパン作り。一口目の味のインパクトよりも香りや口溶けの良さ、後味を重視、価格設定にも気を使う事を学んでいたので静観することにした。笑
まだ20代、お客やスタッフ、他のお店の店長達からも色んな意見を常に聞いており、正直迷いが生じた事もあった。特に常連さんからの意見は堪える。お客さんはストレートに気持ちを伝えてくる。
それからしばらく経つと、いつの間にか隣のお店のメロンパンは無くなっていて、うちのお店は相変わらず。何事も無かったかのように過ぎ去ってしまった苦悩の期間。
うちのメロンパンが大して影響を受けなかった要因は色々と考えられる。
そもそも歴史が古く常連さんが多かったし、他にメインで強力なウリの商品が多数あった。
それよりも、一つの出来事だけに目先が行って慌てて行動しなくて良かったなと言うのを目の当たりにした事で、そこから味の追求にも変化が出たのを思い出した。
一緒に焼いたあんぱん。相変わらず焼きムラが...
若干ボリューム不足となったメロンパンだけど、このレシピはこの焼き色だ!!
表面はカリカリ、しかし皮が薄くしてあるので見た目ほど堅く無い。前歯でカリカリを感じると同時に口に含むとパン生地の優しい舌触り。クッキー生地はホロホロと崩れ、ソフトなパン生地にすぐに飲み込まれてしまう。そしてすぐに牛乳、卵、バターの味が三位一体となって口一杯に広がったかと思うと、全体を発酵の賜物である芳醇なパンの香りがそっと優しく包み込む。クッキー生地からの香りや食感とパン生地からの優しい舌触りと風味が渾然一体となって最後に鼻の奥にスッと抜ける爽やかさ。
メロンパンは、洋菓子と発酵&熟成によって生まれる芳香成分との奇跡のハーモニー。→史上最高のコラボレーションだ!!
これがなかなか奥が深いのであった。笑