安くて便利、通常と異なる味も楽しめる業務用スーパーでのおい買い物。輸入食材も豊富で上手く活用すると意外と大きな節約となる。
しかし、その輸入食材を使っていて困る事も度々ある。困ると言っても、日本製が異常と言うか、細かすぎると言うか、優し過ぎると言うか...
例えば缶詰や缶の炭酸飲料水。今は缶切り不要のタイプが主流なのだけど海外の物もそこは同じ。しかし、たまにとっての部分がパキッと折れていきなり窮地に立たされる。
耐久性の問題なのか割と良くある事なので缶切りも必需品だ。
それから瓶やプラスティック製の容器に入った調味料などをぴっちり覆っている透明の保護フィルム(?)。だいたいどの商品も剥がす時のきっかっけが見当たらず、どこから剥がし初めて良いか分からない場合が多い。そのくせ容器にピッチリ張り付いてるもんだかから剥がし難い事この上なし。これが日本の商品だと、きっかけはきちんと目印があって蓋の部分のみが綺麗に剥がれるようになっている。
ちょっとした事なんだけども日頃から国産の細やかな気遣いに慣れていると、なんだ!このお粗末な商品は!と一瞬思ってしまう所がなんか怖い。笑
こう言う細かな気遣いや技術は日本ならでは!なのかな。
コンビニの弁当なんてのもいつの間にか全体を(ラップなどで)覆う事がなくなっていて、容器とフタの部分のみになったかと思うと、その部分はいとも簡単に剥がれる仕組みになっている。ビニール部分も簡単にカット&剥がしやすいし、カップ麺などについている付属の調味料などが左右どちらか、またはどの部分からでも容易にカット出来るなんて事はもはや常識で、マヨビームし易いようにw一部分だけが綺麗にカットできる事も当たり前。また、輸入食材のスナック菓子などになると、こんなに開け難かったっけ?とたまに中身をばらけてしまう事態に陥り、これは親切過ぎる日本のせいだ!と意味不明の逆ギレ状態。
それが長らく利便性の悪い商品を使っているとそんな状態にも慣れてきて、これで良いんだよ!となるばかりか過度なサービスは不要なのかな?と言う疑問さえ出てくる。
キャッシュレスも使っていると使っていない人に疑問が出てくるのと同じで(笑)、いつの間にかどんどん便利になっていつの間にかこちら側からの要求のレベルが上がって行くのを改めて思い知るきっかけとなった輸入商品。
利便性を感じた時にはそこに至るまでの開発や苦悩を思い感謝し、不便を感じた時には流れるように自然に対処する。
業務用スーパーのおかげでまた一つ大人になった。
え?
嵐のようだった日中の都内。しかし空気は澄んでいつもの景色が美しい。
馬場先門にて。