boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

アップロード〜デジタルなあの世へようこそ〜

勤務開始まであと2週間ほど、禁じ手の海外TVドラマのCHUCKがシーズン4と終盤に来たので次のドラマを探していたら、人気上昇中のカテゴリーに現れた「アップロード〜デジタルなあの世へようこそ〜」。←amazonn限定見たい

2020年の作品で評価も高い、画質も4K UHD(ウルトラハイディフィニション?w)との事で、4K対応のMacの性能もフルに体感してみよう!と視聴を開始した。

 

序盤で映し出されたのは凡人の私が今知る限りのテクノロジーで容易に想像出来る近未来の世界。自動運転、自立する自転車(乗り捨てたら勝手に戻る)、ドローンの警官、ドローンの配達、3Dプリンターで出来る料理、手のひらの空間に映し出されるスマホ画面...

そんな世界はすぐそこだろうな〜と瞬時に思えるのは現実の動きとしっかりとリンクしているからで、CGによる質の高い映像、現実離れし過ぎない程良い進化の演出、テクノロジーによる社会生活の変化への警笛とも取れる皮肉が現実的。

 

例えば自動運転の車に乗車中、遅刻を恐れて手動に切り替えた主人公。後部座席ではまるでゲームのコントローラーによる運転が始まった。ここで彼は保険を用意する。万が一スピード違反で捕まった場合の言い訳を設定した。AIに音声にて車内を写すレンズのクリーニングを指示、レンズが一瞬閉じた隙に電源を落としてコンピューターの記憶を一瞬消す事に成功する。

案の定ドローンの警察に止められる結果になるのだが、彼は涼しい顔して「機械の故障」だと言いのける。警官は念の為車内のAIに接続するも証拠は無い、すぐに修理に出す事で一件落着と言った具合。

 

話の核になるのは、死後バーチャル空間で永遠に生き続けられるよう「意識」のみをアップロードする事が出来たなら?

物語が始まって数分後に事故に遭い、瀕死の状態にも関わらずwこのまま死ぬかアップロードするかの二択を迫られる主人公。勿論彼はアップロードを選ぶ事となった。

 

死後のバーチャルな世界では、自分の担当する現実世界のプログラマーとのやり取りでそこでの生活のコツを学ぶ。外の景色はボタン一つで瞬時に四季が変化、飲み物が入った冷蔵庫はスワイプするだけで何千ものドリンクが現れる。髪型はプログラム次第でカツラの如く簡単に変更、住む世界は誰もが憧れる自然豊かな湖畔でそばにある立派な中世の古城がポイントだ。

そんな夢のような空間だが、死して尚事あるごとに課金されwしつこく付きまとう広告。

 

そして優雅な暮らしではあるが目的が無いと初日から生きがいを失い自殺を試みる主役の男性...(死後の世界での...)

 

 

アップロードのシーンはギョッとするしエロは露骨w、ブラックユーモア満載だがシリアスに淡々と進む物語。主役の生前の仕事はプログラマーでありすでに1話終了時点で話が少し読めたとは言え、随所に皮肉が効いた展開&笑い多めな所は期待せずにはいられない。

 

やっぱりプログラマーとかそう言うお仕事って最強やなー。

 

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余った生地はエクレアにしたけどブサイクだから奥の方に。

カスタードは、半量の生クリーム+ほんの少しのラム酒+バニラオイル+バター。

カスタードと言えばキル酒だったのだけどラム酒もなかなか旨い!