海外のテレビドラマシリーズはどれも長過ぎて、大体途中で挫折する中珍しく全てのシリーズを見終えた「CHUCK/チャック」。
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この時、 他にも同時に2〜3本見ていたのだけど、今ではこの「スニッファー ウクライナの私立探偵」以外挫折してしまった。
ウクライナのドラマ?珍しいなぁと言う事だけで見始めた私立探偵による推理&捜査ドラマ。amazonの説明欄には、人間離れした嗅覚と言う特殊な武器を使って犯罪現場をプロファイリングしていくと書いてあって、最初読んだときは「面白くなさそう」wと思ったのだが、ウクライナと言うワードがどうも引っ掛かる。ウクライナで私の頭の中で思い浮かぶことは、サッカーが強い、旧ソ連からの独立国?、北の最終兵器こと元祖ロシアンフックのイゴール・ボブチャンチン、広尾の住宅街にある大使館の4つとクリミアのロシア侵攻もたしか...くらいのもので他はさっぱり思い浮かばない。
ドラマと言う事で、そのほぼ無知な国の文化を少しでも覗けるかな?って感じで見始めた。
トレーラー探したけど1話目が丸々あった。
オープニングは飛行機に乗った主役が匂いで機内に持ち込まれた爆弾に気付いてスタッフに教えているシーン→ブラック・クロウズばりのカッコ良いギターサウンドで始まった。お!なんか良いやん!と思ったけど
終始ムッチャ地味
このアルファベットを反対にしたような文字はロシア語?ロシア語って言うんだっけ?←バカw
くらいの相変わらず無知な私は最初のクールな展開に喜んだものの、ほぼ笑わない登場人物にほぼ笑わない主役w、近代的で無機質な捜査官が務める事務所&主役の部屋、序盤に映る街の様子は廃墟のみ、主役の元嫁の顔がキツイ(好み)、アクションシーンは一応リアルだけど見せ場じゃ無い上に少なめな展開に一気に気分が下がってしまった。
しかし!気付けば何故かダラダラと見続けてしまう不思議。
嗅覚を使った捜査シーンはクールだし、匂いを元にした捜査の手法って実際にあったらこう言う展開だろうなーと妙に納得させる演出はなかなか面白い。
映画やドラマって、鑑賞中の感情の起伏が多いから強く印象に残ると思っていたけど、展開が地味だからこそ、喜怒哀楽のエッセンスが絶妙な間で入って静かに効果的に働くのを見て、音楽と一緒だ!と思った。
欧州や欧米とは一味違う東欧の独特の雰囲気。
普通のドラマに飽きて来たらお勧めの一本。
今日はパリパリチキンのオニオンソース。
ピンボケ...