授産施設へ店の立て直しで追いやられていた時wに取得した調理師免許。
店内は巨大でイートインスペースも充実、売り上げ確保作戦の一つにサンドイッチの製造&販売を含めていたのは良いがその為には菓子製造、乳製品販売等許可の他に飲食店営業許可が必須。スタッフの誰かが講習などを通して申請→許可を受ける手もあるのだが、人員の総入れ替えから命じられていた事wと将来的にどうせ自分で開業するのであれば調理師免許があれば申請だけで済む事もあり勉強する為にも丁度良い機会となった。
と言うことは、パン屋をするにあたってはサンドイッチの販売をしなければ特に資格は必要が無いと言う事が分かりますね。菓子製造業と衛生管理責任者の講習を受けるとパス→その後営業許可が出る形です。(各自治体によっても異なる)
ただし、菓子製造許可、飲食店営業許可などは、個人の資格以外にも店の設備や配置にもよる。手洗い設備が適切な場所にあるか?生菓子と火を通す調理場は仕切りで分けられているか?などの他、消防法やら何やらの細かいチェック項目があるので本気で開業したい方は保健所などで事前に調べて下さい。
店が超狭かったりすると、保健所のチェックが入る時だけ体裁を整えるとか...これ以上は書かんどこ。
さて、調理師免許は2年以上の実務経験を経て試験に合格する方法と専門学校などを卒業して取得する方法がある。2年以上の実務経験に関しては、そのお店が保有している資格によっては実務経験とみなされない場合もあるので要チェック。ちなみにアルバイト(高校在学中は不可)でも良いので、将来開業の予定のある方は、何百万も払って専門学校に行くよりも給与をもらいながら修行も兼ねて実務経験となるアルバイトや仕事を通して自分の経験値上げ&勉強→試験突破での取得をお勧めします。
ちなみに試験科目は「公衆衛生学、食品学、栄養学、食品衛生学、調理理論、食文化概論」の6つ。私が取得した平成14年から食文化概論が新たに加わりました。
平成30 年度の合格率は60%程度との事なので国家試験の中では難易度が低め。
私が一日数時間の勉強&3週間ほどで取得出来たので更に難易度低め。
とは言え、免許取得者が良く「一般的な常識があれば楽勝だよ〜」なんて言うけど、実際は専門的な知識も多く一通り学んでいないと難しいと思います。試験用の専門書や過去問もあるのできっちり勉強しておきましょう。
調理の専門学校についてはよほど有名な学校以外は個人的には否定的な立場。
正直過去何十年とやっていてこれと言った人材には出会った事がありません。(超主観w)
むしろ未経験でも、ハングリー精神旺盛な異業種からの人材の方が後にきっちり独立していましたね〜。
パン職人に俺はなる!(俺はいらんw)
という方よりも強い独立心の方がモチベーションが高かった。職人と言う言葉に囚われると工房に入った時点で満足していてそこから先が無かった印象だな。
何故今この話題かと言うと
調理師免許の紛失に気がついたから
保健所に連絡したら一発解決で済んだのだけどちょっと焦ってしまった。←生年月日と名前言ったらすぐに登録番号が分かった。
皆様も気を付けましょう、再び。←再びってなんだよ
真正面で渋滞、こっそり撮影の国会議事堂にて。