とにかくライブ体験をしたい!とバイク情報を探っていたらやはり中止のままの日本GP。
レースを欧州中心に変更して再開予定は良い事だけどちょっと寂しい。
そういや2017年はコレを目の前で見たんだよな〜、と保存している動画を改めて見る。
あのヒリヒリするような緊張感はライブならでは!
それにしてもあちらの実況は熱い!
日本のレース実況もこのくらい白熱して放送したら良いのに!!
日本の放送の福ちゃん(チュートリアルの)は嫌いでは無いのだけど、放送はいつも内輪の雑談でwちょっと不満がある。レース人気の無い日本では仕方が無いのかな。
そんな事を思っていてようやく始まったプロ野球のラジオの実況を思い出した。
仕事中に聞くTBSのナイター中継はなかなかの迫力。
コロナ禍によって特殊な中継になったのも含めて楽しみが増えた。
アナウンサーの実況って凄いよな〜。
選手情報やレース情報を頭に入れつつ、目の前で起こっている事を的確に言葉に変えて語り続けるあの技術。普通のラジオ放送にしたって沈黙を入れずに喋りっぱなし。
放送作家がいるとは言え日頃の情報収集能力にはいつも感心している。
そんな実況アナウンサー、MLBには各球場に名物アナウンサーが存在する。イチローの「レーザービーム」や大谷選手の「オオタニさーん」など名フレーズを生み出したのは有名で、実況中に試合に入り込んでいるからこそ咄嗟に面白い表現が出てくる。
そう言えば古舘アナの如く名フレーズを生み出す人って最近日本にいるかな〜?
いたっ!笑
この人には是非ともモトGPの実況もお願いしたい。笑
レース展開はちょっとした事であっという間に変わる。そんな些細な変化をすかさず拾って言葉に変える熱い実況がレースの白熱した展開を更に盛り上げる。応援する人の気持ちも代弁しているようで良いねーー!!
ところで、前にも書いたけど元嫁と私の伯父は共に一期違いのボートレース選手だった。
ギリギリ植木選手と被っていた世代でレース界の大きな転換期を目の当たりにした世代、ロードマンを買ってもらったのは叔父だ←関係ないw
「あんなん(モンキーターン)怖くて普通出来んよ」、当時そう言っていたコーナーリングの技術は、今では更に進化して全選手の基本技術となっている。バイクで言うハングオフ(ハングオン)の進化の過程と同じで歴史的瞬間だった。
ちなみにボートのエンジンはバイクだと400ccくらい。水面を時速70キロ〜80キロの高速で走るのだけど、体感速度は120キロ程。なーんだ、その程度かと思った方、水面でのこの速度域は陸地で言う200キロオーバーかそれ以上の危険を伴う。簡単に風で浮くような軽い船体と予測し難い水の動きを考慮しつつ目の前にはライバルの船のノコギリw(プロペラ!)が迫るのだからいつ首が飛んでもおかしく無い状況だ。
その為、二人の叔父は普段は温和で口数も少ない優しい人柄だったのだが、一度レース期間に突入すると途端に厳しくなる人達だった。常に命が掛かっているので当然だった。
船体は車やバイクのように椅子は無い、計器類も無し、まるでフワフワの軽い不安定な板の上に正座しているだけだが、その後ろには400ccの強力なモーターが付いている。
もうコレだけでバイク乗りは十分に怖い。そんなもん決して乗りたく無い(笑)
左手のスロットル(アクセル)とハンドル、後は荷重によるバランスで予測不能の激しく揺れ動く水面を走る。ハンドルは切ったら自力で戻さないと戻らない。シートベルトやブレーキなんて勿論無し。よく考えたら途中で止まる操作が出来ない事ってあり得ないよなー。
まさに水上の格闘技!さあ、360°カメラで体験して下さい。
この映像は初めて見た。
ちょっと感動してしまった。
今日はネットで投票してみようかなー。