boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

キャッシュレス化

先日聞いた情報によると日本のキャッシュレス決済の進み具合は今尚30%未満と聞き驚いた。

こんな私でさえほぼキャッシュレス化しているのにw今尚現金主義の人が多いのは何故だろう?

改めて考えてみようと思ったのは、関連記事を見ていても個人的にイマイチ説得力に欠けるな〜と思ったから。

 

記事や報道を見ると日本のキャッシュレス化の遅れに関して主な理由としては

 

・日本は治安が良い

・ATMの普及(コンビニで可)

・店側の対応の遅れ

・政府主導の遅れ

 

などがある。

しかし国内でコレだけスマホが普及しており、昨年あたりから本格的に政府主導→pay乱立の動きからするとどうも納得いかない。70歳以上のスマホ所有率はすでに50%を超えており、タクシーを利用する高齢者のほとんどはSUICA(カードだけど)による支払いと言うのを体験していると尚更不思議な状態だ。

 

実際コンビニやドラッグストアにて買い物する際は高確率で目にする現金の支払い。

それを見る度に、こんなに便利なのに何故?の疑問は深まるばかり。

 

謎の〇〇主義と個人情報漏洩に怯える人々

 

そんな中、同居人のおっさんは未だにガラケー&新聞購読者で、会話の度に「俺は英語が分からんから外人は乗せん!」とか「家事や掃除は出来んから!」とか「料理は苦手だから」とか「現金主義だから!」とか挙げ句の果てには「機械は苦手だから!」と良く平気で言っているのを聞く。笑

また、新しいシステム導入に関しては、情報が盗み取られるよとか政府は色んな事隠匿しているからとか根拠の無い陰謀論みたいなものを頑なに信じている。

 

情報漏洩に関しては、例えば性犯罪やストーカー関連事案においては個人の場所や行動が特定されるのは確かに危機感を覚えるのは分かる。しかし、そんな人達が自宅のWifiの設定をきちんとやっていたり外での使用の際も注意、帰り道も周囲を警戒しているか?と言えばそんな風にも見えない人の方が圧倒的に多い。ポイントカード系は沢山所持しているだろうし、キャッシュレスへ移行しない原因とは違うと感じてしまう。

 

海外事情

ちょっと古いデータだが、2015年の海外のキャッシュレス決済比率事情なる記事を見た。

 

トップは89.1%の韓国、2位は中国の60%、以降カナダ、イギリス、オーストラリア、スウェーデンと続き各50%前後、アメリカが40%台で日本やドイツが下位で15%〜18%と言う並びだった。

 

カード社会で現金は危険!のイメージが強いアメリカが意外にも先進国の中では下の方。

韓国や中国は国を挙げての政策やサムスンやファーウェイがらみもあってか急速にIT大国になったイメージがあったので納得の結果。

しかし上位2カ国は政府に強い権限があるとトップダウンで一気に政策が進む&プライバシー問題は欧米のそれとは比較にならないほど薄っぺらいもの(印象)。国際法も平気で破る点が共通している。

 

日本はマイペースで慎重に移行していけば良いのかな?と思った。

 

なんだ、この薄っぺらい結論はww

 

 

とは言うものの、バスは降車の際予め小銭を用意するでしょ?

何故タクシーは到着して料金を伝えてからのんびりとお金を用意するのかが分からない。

ど迷惑な場所に止めさえておいて、毎回そりゃ無いぜ!キャッシュレス化はよ!!

と思うのだが、結局これが言いたかっただけのブログだ。笑

 

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定番化している激辛麻婆丼〜。

夏はこれだ!