地震ドッキリでようやく脳がシャキッ!とした30日の休日朝。→何も起きなかった
この件に関しては昼ごろになって気象庁が謝罪、そこまでしなくても良いのでは?と思いつつ他のニュースを動画で見ていると、本日NASAが火星探索ロケットを飛ばすとの事だった。
丁度先週辺りに火星の迫力ある4K動画を見たばかり。
綺麗な iMac画面いっぱいに広がる鮮明な画像を見て、一見どこかで見た事ある景色なのだけども、場所によってはこれぞ!未知の惑星!の映像に興味津々、バックに流れるクラシックと共に約10分間凝視してしまった。
地球から約7500万キロ程離れているらしい火星(最接近時)。
月と比べると結構遠いよね。←全く想像出来ていない人
どこかのサイトには新幹線で行くと26年掛かると書いてあったけど、これでようやく途方もない距離だと言う事は分かった。
そんな遠い所で探索していた痕跡も不思議で仕方ないし
あんなデカいものを(前回の探査衛星)ポイ捨てしとるやないかい!
と言うのも気になったのだけど、一番驚いたのは映画ってすげ〜!と言う事。
それまである情報を収集して精査して想像力を屈してまだ見ぬ世界を映像化している映画の中で描かれている未知の惑星や火星の映像の完成度に驚く。
火星の赤が主体の地質を見事に描いていたのは30年前の「トータル・リコール」。
近未来の地球では火星は植民地化されており、エネルギー採掘会社と反乱分子との攻防を描いた作品は斬新な物語&革命的な映像で話題を呼んだ。
主人公は記憶を抹消していたのだけど、「好きな夢を見る事が出来る」と言う近未来の娯楽にて過去が蘇るなんて設定も、当時ハマっていた大好きな漫画「コブラ」と被って好感が持てた記憶。←カズレーザーの全身真っ赤に影響を与えた漫画っすね
この後に再びリメイクされた「トータル・リコール」は火星の場面は少ないものの、近未来アクションとして十分に楽しめる力作だった。
こちらは大好きなブライアン・デ・パルマ監督の「ミッション・トゥ・マーズ」。
B級ハードボイルド&なんてったって映画好き!と言う独特の世界観(勝手な印象)を持った監督が挑むSFはまさにデ・パルマワールド全開で楽しめたのだけど、描かれていた火星の様子も見事だった。
火星に取り残された男のサバイバルを描いた「オデッセイ」に登場する火星もまさに火星。←ん?
大気が異なる環境での生活が妙にリアルだったな。
それから番外編で「マーズ・アタック」。
火星人が地球にやってきてもう無茶苦茶と言う単純なストーリーをティム・バートンがB級オマージュで描くとこうなると言う作品。予告だけ見ると非常にチープに見えるのだけど、出演者の豪華さはなんだ?これ?状態。
ジャック・ニコルソン、ピアース・ブロスナン、ダニー・デヴィート、マーティン・ショート、マイケル・J .フォックス、ナタリー・ポートマン、ジャック・ブラックと割と日本で名前が知れている人だけ挙げても錚々たるメンバーなのだが、これが一部と言うから驚きだ。ラストは意外や意外、心温まる展開もお見事でした。
こうして見ると
「オデッセイ」→リドリー・スコット
「マーズ・アタック」→ティム・バートン
どの監督さんも火星が共通だったのだけど、他には人が死ぬ場面の描写が非常に似ている事に気が付いた。基本グロいです。