旧道のUターンみたいな連続カーブには全て傾斜がついている。道幅は狭く路面状況もガタガタだ。カーブを曲がる際はコーナー出口を見ながら(視野を遠くに)が基本だけど、目の前の路面状況も気になって仕方ない。
コーナー入り口でしっかりブレーキング&ギアの減速、直後にリアタイヤにグリップを感じつつ微妙なアクセルコントロール!のはずが、必死のキョロキョロ状態が忙しい。もう少しスピードを緩めれば済む話だけども、対向車ほぼゼロの状態となってこれ幸いとばかりに遊ぶ。もちろん遊ぶ時でも仮想中央ラインは越えてはいけない。こちらが越えなくても対向車が来る可能性&相手が越えてくる可能性も想像しながら遊ぶ。
スムーズに一定のラインを保てなかったなぁ〜。
体重移動?荷重の位置?
体の位置をもう少し前にしようか?後ろにしようか?
それとも右か左か...
歳を取ると「速さ」にはあまり意味が無い。コレは
体幹を鍛えると共に老いとの戦いでもある。
バイクは一人考え事にふける家のトイレ的な役割も確かにあるのだけどw、ダラ〜となるのも常に危険と隣り合わせ。ただダラ〜となりたければトイレで良い。
ラインどりが下手くそな言い訳はコレで終了だ。笑
さて、遊んだ先にあった結局初めて通る軽井沢界隈。別荘やゴルフ場、お高そうな飲食店がある一方で、少し離れると途端に普通の田舎道に変化する不思議な風景。
那須高原付近に似ているな〜、九州だと由布院とか小国町?それとも南阿蘇か?などと考えながら終始キョロキョロ。気のせいか高級外車も増えた気がする。(一部渋滞していてた)
この界隈に頻繁に出入りしている関東ナンバーの外車は上流階級の人達なのだろうなー。
なんか、仕事している時のようになってしまった。
こうして市街地の渋滞を抜けるとナビに表れた「耳取南」の懐かしい文字。
あれ?確か前回来た時は東(左)からだったっけ?と思いつつ、先に進むとここから周囲の景色がガラリと変わる。
広大な田園風景を抜けると白樺の森。
ガードレールが無くなって開放感のあるルートに変わって疲れがぶっ飛ぶ瞬間だ。
牧場の景色ってなんか良いよねーと、浮かれるのは良いが、薄い雲が常に全体を覆っていて、曇りとも晴れとも言い難い何とも言えない天気。ただ一つ良かった事は、この付近で標高1500メートル越え、気温がグッと下がって(多分18℃くらい)ウェアを着て丁度涼しさを感じた所。
しかし、おかげで前回来た時には白樺湖周辺の景色も良かった印象だったけど、そのまま素通り、残念。
晴れていたら雲の向こう側に雄大な景色があるはずなのに!!
周囲はこんな感じで良い雰囲気なんだけども、この後...
続く...