amazonプライムにて「マン・アップ!60億分の1のサイテーな恋の始まり」を見た。
主演、制作に「宇宙人ポール」の、と言うより今では「ミッション・イン・ポッシブル」シリーズのと言うべきイギリス人俳優サイモン・ペッグのロマンティックコメディ。
作品の紹介欄には主演:サイモン・ペッグとなっているのだけども、女性の方のレイク・ベルも見事な演技でなかなかの物。34歳、恋人いない歴6年になり家族から将来を心配され始めたイケてない女を見事に演じている。
物語
そんなレイク・ベル演じるナンシーは、友達にも心配され男性を紹介するからと招かれたパーティには行くものの、やる気が失せて会場上のホテルに籠もってルームサービスを頼んで映画鑑賞。「羊たちの沈黙」は台詞を暗記するほど見ており、料理を運んできたボーイにも遠慮が無い。本人の意思に反した周囲のお節介が良い加減ウンザリとしている所で、すでに今更女子力をアップさせてもなーと言う領域にさえ達している。ある日両親の結婚記念日へ参加の為に電車で移動するのだが、相席の女性にまでも説教され自己啓発本を渡される始末。しかしその本がきっかけとなり駅にてブラインドデートの相手と勘違いされて始まるサイモン・ペッグ演じるジャックとの恋の行方は...
ジャックの役所は妻に浮気され逃げられた40歳。日本の統計によると40歳過ぎた独身男性の結婚率は一桁%台で絶望的な数値。イケてない男女の恋の物語でコメディをなんて事だろうが、私に言わせると二人とも普通にイケている男女でコミュ力も高い。
ナンシーは下ネタOK、少々ガサツな感じのする女性なのだが、そもそもこの女優さんはプロポーション抜群だし普段はモデル並み。男性は最初イケてる男を演じているのかなー、それがいずれバレるのかなーなんて思って見ていたら、普通に仕事の出来るサラリーマンで話も上手い。初デートにてすっかり意気投合するあたりもお見事。←本来のデート相手と違うので後に揉めるけど
初デートであんな話弾むかな〜、最初って緊張するよな〜。
(井尻駅で初デートに誘われた人、コメントどうぞ。笑)
分かり易い展開と物語、しかもロマンチックと言うからすぐに飽きるかな?と思っていたら最後まで普通に楽しめた。随所に散りばめれた社会風刺の皮肉の濃さはイギリスならではで、この濃さが二人の絶妙な演技によって爽やかな感じになるところがなんか良い←語彙...
恋に悩む人、順調な人、ネガティブ嗜好、ポジティブ嗜好、老若男女問わず楽しめる作品。
(台詞による)ガッツリ下ネタはあるけどね
そこだけ注意してください。
コロナ〜。
何でこの映画見たんだろ?笑