boulangerie545の暇つぶし

所持金ゼロから元パン屋が上京して再び出店するまでの日々雑感。倒産、離婚、全てリセット、初めての転職、二度目の転職、関東に移住←今ココ

スパイナル・タップ

マーティ・フリードマンとCharのギター対談を見た。

 

楽器演奏も出来ず譜面すら読めない私は、即興でセッションをしてきちんと成立?させるところが不思議で仕方ない。どれだけの時間費やせばこの領域に行けるんだろう?音楽は天性の素質もあるだろうけどどうなんだろ?とか。で、対談の後半で語られていた映画「スパイナル・タップ」に興味津々、早速検索するとamazonプライムにあった!あった!←レンタル

 

 

映画「スパイナル・タップ」は、あの「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー監督のデビュー作で1984年の作品。最大の特徴は架空のグループを脚本に沿って作り出し、俳優にも脚本のキャラクターに沿ったアドリブで演技をさせている事。→モキュメンタリーと言うらしい(嘘ドキュメント)

 

劇中の台詞はほぼ即興の為使われなかったシーンが膨大で完全版の海賊版もあるとの事。

 

物語

インタビュアーはロブ・ライナー監督自身で架空のバンド→イギリスで一番騒がしいヘビィメタルバンドと言う架空の「スパイナル・タップ」に密着。栄光から次第に落ちぶれていく様をロック界やドキュメンタリーへの風刺と共に描いている。

 

見所

公開当時はフィクションと言う告知がされなかった為、ジョーク映画と分からずに真面目に評論する人がいた程で、ビデオ化されて人気が出て2枚目のアルバムが存在する。(メンバーは実際に演奏出来る人達)アドリブとは思えないメンバー達の大真面目な表情での演技が最高で、その言動がはちゃめちゃなのにドキュメント作品としてもきちんと成立しているところが素晴らしい。

 

私は最初からコメディと分かっていたので、冒頭のバンド結成やドラム担当の逸話から笑いっぱなしで(園芸中に死亡したとか爆死したとか)、劇中で演奏される彼らの持ち歌の歌詞がもうたまらん状態(とにかく下品です)。起死回生の為こだわってストーンヘンジの巨大セットを発注するも完成品が18インチしか無かったなどライブ中の大笑い案件の他、バンドメンバーの彼女が仕切り屋になるシーンやマネージャーとの確執、楽屋でのちょっとした会話は過去の本物の音楽ドキュメント作品を強烈に風刺しておりアドリブにしては完成度が高過ぎるw

 

その為か、「アメリカのミュージシャンではこの作品を見た事が無い人が存在しない」と語るのはマーティン・フリードマンとChar氏。

 

他にも

2008年、雑誌『エンパイア』は「史上最高の映画500」リストに、この映画を48位で選出した[32]。『ニューヨーク・タイムズ』は「今まで制作された最高の映画ベスト1000」にこの映画を選出した[33]2010年1月、『トータル・フィルム英語版』は、「史上最高の映画100」のリストに『スパイナル・タップ』を選んだ[34] 。雑誌『エンターテインメント・ウィークリー』は、「古今の最も素晴らしい映画100」をリストアップしたとき、この映画を「あまりに愛しすぎて無視する」映画として扱った[35]2011年、雑誌『タイム・アウト・ロンドン』は、史上最高のコメディ映画と位置付けた[36]

この映画はアメリカン・フィルム・インスティチュート(略称AFI)の以下のリストに掲載されている。

2000年AFIアメリカ映画100年シリーズアメリカ喜劇映画ベスト100 29位[37]
2004年:同上…アメリカ映画主題歌ベスト100 「ビッグ・ボトム」 - 候補[38]
2005年:同上…アメリカ映画の名セリフベスト100 ナイジェル・タフネルの「これは11までいくぜ。(These go to eleven.)」 - 候補[39]
2007年:同上…アメリカ映画ベスト100

 

wikiより

 

などの数々の逸話が残っておりカルト的な人気がある作品だ。

 

アメリカ主題歌ベスト100の候補になったと言われる代表曲「ビッグ・ボトム」、この記述を見つけてまた一人でウケてしまった。youtubeの予告のラストにはアンプの音量に拘ってボリュームのメモリを10から11にしたと豪語するシーン。これは音の大きさにこだわるミュージシャンへの痛烈な皮肉なのだが、劇中のセリフである「Up To ereven」は最大音量を表す慣用句にさえなっているらしい。

 

こうして数十年の時を経て日本公開はなんと2018年。Char氏がこの作品はミュージシャンのバイルだ!と言っていた意味は、劇中でのエピソードは意外とあるあるで、加えて終始「密着ドキュメント」として大真面目に静かに笑わせると言う特殊な作風にあるのかな。

 

何も分からずに見ると淡々と進行するけど、コメディとして見ると随所に散りばめられているおふざけと皮肉。俳優さんが終始真顔でやっているのが面白かったな。

 

柚子胡椒大活躍!

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