boulangerieの暇つぶし

所持金ゼロから元パン屋が上京して再び出店するまでの日々雑感。倒産、離婚、全てリセット、初めての転職、二度目の転職、関東に移住←今ココ

個性

連休中に「イミテーション・ゲーム/天才数学者の秘密」を見た。

 

物語

第二次対戦時ドイツが誇った世界最強の暗号マシンエニグマ。解読不可能と言われていた暗号に挑む天才数学者のお話。

 

エニグマを解読するまでのスリリングな展開に合わせてある症状に苦悩する主人公にもクローズアップしているのだけども、回想シーンを交えた構成や複雑な展開が迎える驚愕のラストは久しぶりに見応えのある作品であった。それにしてもエニグマを解読する為に主人公であるアラン・チューリングが作ったマシンこそが後にコンピューターと呼ばれる物の基礎となっているってこの映画を見るまで知らんかったな。←無知と言います

 

戦争がもたらす最前線以外での苦悩、悲痛な叫び、後に解き明かされる当時は政府に隠匿されていた事実など他にも色んな要素を詰め込んでいるのだけども、登場する俳優さん達全員が印象に残る作品って脚本や演技力意外にも様々な要素が調和しないと難しいと思うんですよね。心に残る一本でした。

 

 

続けて見た作品は韓国映画の「 プランマン 恋のアラームが止まらない!」笑!

 

物語

強迫性人格障害を抱えている主人公は俗に言う潔癖症。自分と同じ症状を持つコンビニの女性店員にアタックするも、ひょんな事からそこで働く自分とは真逆と言える女性シンガーの方と恋に落ちてしまうと言うラブコメディ。

 

韓国特有のストレートなユーモアは、今の日本では受け入れられない感じなのかな?と思いつつ、前半の下手な笑いからいつの間にか物語に引き込まれて感動のラストへと続くあたりは「猟奇的な彼女」を彷彿とさせる安定した物語。それにしても韓国の俳優陣とかキャスティングっていつも感心するのだけど、「イミテーション・ゲーム」以上に多い登場人物の全員が個性派揃いで全員が印象に残る。こちらは全体の調和と言うより脚本力!とも言える印象で、あれだけ多い登場人物全員がいつの間にか物語の確信に絡んでくるあたりはいつか見た韓国ドラマの「シグナル」と重なって驚いた。
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この記事では7話までの感想だったのだけど、物語が進むにしたがって怒涛の伏線回収となり一気に見てしまって大満足の作品でした。←予想外のラストも秀逸

 

 

韓国のエンタメ事業は国家を挙げて力を入れており「愛の不時着」が社会現象となったのはつい先日のお話。今ではテレビ局よりも映像制作会社自らが映画やドラマを制作→配給&販売を手がけており、このような映像コンテンツを取り扱う会社では優秀な脚本家や演出家と言った人達を数百人規模で抱えていると言う。最初から世界を見据えた戦略によって製作費も莫大で今やアメリカと共にサブスク時代の先端を走っている。日本頑張れ〜。

 

俳優陣の個性溢れる演技に加えて、障害などを抱える→個性の苦悩を見事に映像化した2つの作品。「イミテーション・ゲーム〜」から「プランマン〜」の順番が良いと思うぞ。←誰に言ってんだ