ここ数日続いている都心の夏日(と言うか猛暑日?)。30℃越えを各地で記録し朝のワイドショーでは早速意味の無い街頭インタビュー、わざわざ取材に行く人も大変だ。
ところでパン屋の夏と言えば売上が最も下がる季節。気温が上がると喉が渇く時間帯が増え体力も消耗、食欲減退によって食の好みがガラリと変わる。食べ物の温度に関係無く、やはり喉越しが良いものが好まれるようになってパンの消費がグッと減る。しかし、パン屋によっては年間通して売上が安定しているお店もある。普段から味の濃い調理パン中心に繁盛しているお店であれば、食欲が減る→軽い食事→パンと言う流れから人の流れが続く事も可能。また、昨年から今年にかけては食パンブーム&コロナ特需によって大手の業績は良かったと聞くけど、基本猛暑に弱いと言うのは続いている。
てな訳で気温の上昇と共に麺類が増えており4月には早々と冷やし中華を作った。
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今も休みの日のお昼は基本冷やし中華。個人的に最低限必要な具であるハム、きゅうり、錦糸卵に手作りのタレがあれば簡単に完成する。
ここでおさらい、いつもの冷やし中華。
タレはこの動画のレシピにお酢を20cc追加。酸味や甘みは好みで加減するべし。
このタレの良い所は酸味と甘みの程よいバランスと仕上げに加えるフレッシュ生姜とごま油の風味が食欲増進となる所。その他の材料は基本の調味料であるしこの分量を作れば400cc程の量が出来て2週間は持つ。
乗せる具は色々乗せて見て最終的に3つに落ち着いた。最初は大好きなトマトも入れていたのだけど、水っぽくなるしお箸で食べ難いので却下となった。(近くのコンビニで入手可能と言うのもある)
麺はいつもコレ。茹でて冷やした後の水気はしっかり切りましょう。
関東のスーパーはラーメン用の麺の種類が豊富。(代わりにちゃんぽん麺が非常に少ない)
他の麺と比べると割高?でも4食分で風味も良く、これ一つでラーメン、冷やし中華、ちゃんぽん、焼きそばと言った具合に色々と利用できるのでとても便利。
最初は錦糸卵を作ったり具材をカットするのが面倒とは思うけど、作業に慣れてしまえば簡単調理。具材をまとめて用意しておけば麺を茹でるだけであっという間に完成する。具材を豪華にすれば家族でも良いと思うしシンプル具材は安く出来るので単身者用、タレは麺を春雨に変えるとヘルシー春雨サラダに変身、ポン酢代わりに使って茹でた豚肉とレタスなんかで冷やしゃぶ風にしても美味しかったな。
なんだかんだで日本発祥らしく季語としても成立している日本の夏の風物詩である冷やし中華。手作りが未経験な方は是非お試しを。