boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

柔道家 ❶

連日素晴らしい試合を続けている柔道日本代表選手達。そんな中、惜しくも金を逃した選手に笑顔は無く(銅だぜ?)、メダルの色や数は関係無い!!と言う思いで応援しているもののその気持ちは十分に理解出来る物でもあり、現代では到底容認され難いであろうその姿にこそ武道家&柔道家精神を見て美しいと思ったりして

 

これってなんだろうな ←う、薄いw

 

と思って振り返る日本の柔道&武道。

 

柔術を世界に広めた前田氏&グレイシー一族と
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その後柔術家として無敗だったグレイシーを撃破したやはり生涯無敗の木村氏。

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 木村氏は普段から「負けたら切腹」の精神で試合に挑んでいた。故に試合前には切腹の練習をしてから試合に臨んでいた。

 

今日のように試合がルールによって整ってくる以前の武道家の試合はまさに生死を賭けた死闘が当然。エリオ・グレイシーとの死闘においては、投げ技での一本勝ち無し、ポイント制無し、抑え込みや30秒一本も無し、決着は参った&絞め落としのみだった。木村はエリオの細身の身体を見て「3分持てばあちらの勝ちで良い」と言うほどの余裕。対するエリオ側も実力差は承知しており棺桶まで用意し決死の覚悟で試合に挑んだと言う。

 

木村は2R、得意の大外刈りから腕がらみに極め腕を折った。しかしエリオはタップせず、木村も折った腕を締め上げたまま更に力を込める。

 

現代から見ると異常っすね。←うっすw

 

ちなみに人の腕を折ると言うのは、言うほど&見た目ほど簡単では無い。そこに至るまでには命が掛かっている事が前提でその領域に達していない者には不可能な所業だ。

結果は耐えかねたグレイシー側のセコンドのタップによって決着が付いたのだけども、後に木村氏は「腕が折れ、骨が砕けても闘う、勝負への執念では私の完敗だった」との言葉を残し対戦相手を称えた。

 

 

その当時の様子が映像として残っているのに今日気付いた。

ヒョエェェーーーーー!!←w

 

この武道家の精神を受け継いでいる柔道家の「金しか許されない」世界。

ここに言及出来るのは同等の舞台に立っている者だけが許される。

 

 

言及してんがな←www

いや、あれこれ言うなってね。

 

現在来日している全ての柔道選手は講道館に行きたいだろうな。是非とも連れて行ってあげて下さいと思いました。

水道橋駅近くにあります)