boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

手を止めるな

痔は順調に回復している←なんだよ急に

 

医者から処方してもらった薬が、医者の言葉通り効き目抜群で塗布した日から痛みが消え違和感も無くなった。しかし薬はまだ数日分残っており(朝夕1回)完治するまでは用心するつもりで迎えた悲しい連休。家にいるとどうしても座る時間が長くなるので調理時間を長くする事にしている。

 

と言うことで連休中の自炊第二弾。

まずはコーヒーシロップ。は?

 

この際だからと5年ぶりに解禁したアイスコーヒー。普段コーヒー豆はドラッグストアにて「増量」の文字入りが基本、コンビニで買う場合はコンビニオリジナル以外の商品が基本。アイスコーヒーは若干割高になるのと、飲む度に氷を入れたりシロップを別途用意する必要があるのでいつもスルー。加えてコーヒーに特にこだわりは無いものの、アイスコーヒーと共にエスプレッソが大好きな私はアイスコーヒー豆を買うと自然にエスプレッソ率も高くなるのもあって(豆は同じ)節約の為に我慢していた。

 

で、初回だから良いっか!と買っていたファミマのシュガーシロップは5杯も飲むと無くなって(一杯に2個使用)やはり作っておくか、と。

 

ボーメ30°のシロップ

 

・水 1ℓ

・グラニュー糖 1,350g

 

一旦沸かして砂糖が溶けたらOK

 

お菓子屋さんによっては若干基本が異なる見たいだけども、このベースのシロップに水分やお酒を加えて薄め18°〜20°に変更したりして使用するベースの糖度が30°。アイスコーヒーなどのシロップの糖度はおそらく20°強、それを30°にして作ったのは濃度があって(雑菌の繁殖を防ぐ)常温にて保存が効くから。

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オリーブオイルの瓶にて保存

この基本分量の三分の一を作成。

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オイル系の注ぎ口は便利

液ダレ無し&匂いの影響も少ないのでお勧めです。

 

次はハンバーグ。ハナマサで購入可能な合挽肉の最小ロットは700g前後。献立に迷ったら取り敢えず挽肉を買うのだけども今回は半分量をハンバーグに。で、合挽肉はたまに当たりはずれがあるので(笑)今回は香辛料とその他具材を入れた町の洋食屋さん風と一般的な物にして見た。

 

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時間を使いたいので玉葱炒めから

普段はあまりやらない玉葱炒め作業。玉葱を入れるか入れないか?炒めるか?かはどんなハンバーグにしたいか?と好み次第。あと肉質が上がるほど余分な物は入れないのが基本のような気がする。今回はパン粉、卵、ナツメグ、パプリカも入れて柔らかめに仕上げる。

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パン粉には少量の牛乳も

パン粉は事前に少量の牛乳と香辛料全てを入れて混ぜておく。

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4個作成、半分を冷凍庫へ

ソースはハヤシライスで使ったデミグラスソースを使用。きのこを入れてケチャップやお好み焼き専用ソースにて酸味とコクを調整する。付け合わせは皮付きポテト&安アスパラ、素揚げするだけ簡単だ。

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ザ・ハンバーグ定食

元パン屋としては洋食に旨いパンが出ないお店は信用出来ない。笑

しかし、ハンバーグは許せてしまうほど身近で一般的な国民食となっていてソースが和風でも洋風でもご飯がガツガツいけてしまう不思議。完全に家庭料理になっているのを痛感する。

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と、ここで安心して手を止めてはいけない。延々と作業をするのは得意中の得意。

さてと、次の作業に取り掛かろう。

 

 ちなみにこの手の客は案外多い。←いやマジ。

しかしこんな奴には「手を止めるな」とは言われたく無いな。笑

 

それにしても優秀な店員さんだ。