新人の成績が振るわないのを受け会社が始めた売上確保の為の講習会。
勿論私は参加しませんけど←自慢するな
とは言え内容はやはり気になる、親切にも会社が動画を公開してくれたので視聴して見る事にした。(会社の人しか視聴出来ません)
そもそもが、いきなりコロナ禍でのデビューとなるので無理も無い。なので内容は恐ろしいくらいに基礎的なものであった。
基本的な事
タクシーの営業には主に3つの方法がある。
1、流し
2、付け待ち
3、無線
1、ポイントを探りながら走り回って稼ぐ
2、駅、病院、ホテルなどの専用乗り場並びにタクシー乗り場、大型ショッピングセンターなどで待機する
3、アプリや電話による配車を狙う
中でも一番稼げるのは、基本(メイン)は流しで場合によって2と3を使い全てを効率良く使い分ける事と言われている。少し具体的に書くと、時間帯によって場所や車の方向を決めて流し←朝は都心に向けて、夕方は郊外に向けて駅や会社が入っているビルなどピンポイントに向かう。大きな流れがひと段落したら退院日が決まっている病院に付けたり、チェックアウト時間近くのホテルに向かうなどし、アイドルタイムには郊外に行って流しながら無線を待って見ると言った具合。
流しの基本
何がなんでも左車線を死守せよ!これに尽きる。
例えば第一車線を走っていて、後方に空車タクシー、第二車線の後方にも空車タクシー、そしてやがて近づく前方の大きな交差点手前に宅配のトラックが止まっていたとする。第二車線のタクシーはこれを狙ってトラックの手前までに私の車をブロック、交差点に着く頃には自分が第一車線の先頭に立っていて、最も乗客が乗ってくる交差点での先頭に付ける事を目指す。それを阻止するとなると、車のスピードを調整して左側のお客さんを気にしつつ尚且つ右斜め後ろのタクシーとの小競り合いとなってこれほど危険な物は無い状態が発生。そんな小競り合いを眺めながら密かに先頭もしくは第一車線を狙っている真後ろのタクシーの存在も不気味だ。このような場合は、第二車線のタクシーは無視、そのままトラックのギリギリまで左車線を死守、そのまま第二車線に移動出来ない状態となっても焦らずそのままのんびり切れ目を待って第二車線に移動、その後すぐさま第一車線に戻るのが最も効率的&安全である。実際には互いに前後を走る車のペースやクセ、その時の交通状況&道路状況、車間距離なども関係してくるので文字で書くほど簡単な争いでは無く無駄な争いはさっさと放棄するに限る。そして何よりも、このような場合はトラックの手前でお客さんがいる事も多い上に、その後再び奪った第一車線にて拾える確率も復活。←少なくとも真後ろのタクシーからはキープレフト可能。
第二車線のタクシーを上手いことブロックしつつ第二車線に移動した矢先に真後ろのタクシーが第一車線ゲット、トラックの手前でお客さんを拾ってしまうなんて日常茶飯事なのだ。笑
キープレフトしながら車を走行し続ける事が目標では無く、安全にお客さんを見つけ&乗せる事が目標だ。
見つけると言う事
手を挙げていないけどもタクシー待ちの人の挙動や動作って実に様々で、例えば
まだ通りに出ていない路地裏から歩いくる人
複数人でお辞儀をしているグループ
両手が塞がっている人
たまに振り返りつつタクシーと同じ進行方向に歩いている人
交差点でスマホに夢中の人
先日書いたタクシー乗り場の人などがいる。笑
加えて慣れてくると反対側の人や乗る気はなかった(又は迷っている)が目が合った為に乗ってくれる人なんかもいて、手を挙げていない今から乗る人&乗ってくれる人の見極めってのもポイントだったりします。
営業場所について
やはり都内で圧倒的に乗客の多い場所は六本木と新宿。なのでこれを狙わない手はない。その六本木と新宿の違いを一言で言うと客単価と数の差で、六本木が客単価が高く、単価が低い代わりに新宿は乗客が多い。ちなみに私が休みの日に同じタクシーに乗っているベテランさんは新宿専門。なのでたまに消し忘れwの前日データーが残っていてその度に拝見しているのだけども、同じくらいの売上で営業回数を比較した場合、私(六本木中心)が26回平均に対してベテランさんは35回平均、もしくは40回と言うのがとても多く毎回約10回は私を軽く上回っている。どちらを選ぶかは地理的に詳しい方を選択で良いし、乗客の質ってのも正直あるのだけども、私に言わせるとどっちもどっち、それよりも他の区に比べて乗客が圧倒的に多いと言う事実が重要。
その他
色んなHPや動画を参考に。笑
と言うのも、実はこのような基礎的な事柄以上にもっと大切な事があるのだけどそれは次回へ続く。
ちょっとマシになった卵焼き、カニカマ&キュウリのマヨ和え、自家製辛子高菜。
中華風ネギ&卵スープ、ネギ塩納豆ご飯。長年朝食と無縁だったので何と幸せなことか!笑