こちらに来る少し前から注目していた井上選手の世界戦があと数時間で始まる。
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本当は両国に観にいく事も検討していたのだけど相手が不足(はい、ごめん)。
代わりにPPVで4千円弱を支払って見る事にした。←ABEMA
今回CS、BS、地上波を含めTVでの生中継は無し。中継はネット配信限定でしかもPPVにしたのは「今後のボクシング界を変えたかったから」(大橋ジム側)とちらりと聞いた。
遡る事数十年前、私が格闘技の試合を初めてPPVで視聴をしたのはCSで行われたPRIDEの桜庭戦(VSグレイシー)にて。あ、PPV(ペーパービュー)ってのはその都度料金を支払って見る視聴方式で、もともとスカパー加入によって月額料金が発生してる中、PPV放送になるとその試合にだけまた新たに料金が発生、その都度本人の選択によって視聴を決定するシステム。ちなみに当時PRIDEの視聴料金は¥2,000だった記憶があって、最初は「たっけ〜」と言う印象で少なからず支払いに抵抗があった。抵抗がある理由は金額では無く他のエンタメの金額と自然と比較していて、例えば当時のレンタルビデオ、映画館での鑑賞、各種ライブ観戦などなど。しばらくすればビデオが出るし録画不可の一回ポッキリの放映ならば映画1本観に行った方が...と一瞬なった訳だけども、当時は空前の格闘技ブームってのもあって番組構成、試合内容、試合カード等どれも納得の内容でその後の抵抗は無くなった。
と、本日(と今後)のPPVについて言及しようと思っていたのだけど、たった今井上選手の試合を見終えて
アラン・デイパエン選手、相手が不足と言ってごめんなさい。
井上選手の過去の対戦相手の中で最もタフな選手でびっくり!
モンスターの攻撃を8R受け続けてもなお立ち向かった姿に感動。井上選手自身も試合後「攻撃が効いていないのかな?」と発言し、不甲斐ない試合だったと言わせたほどタフだったデイパエン選手。あの強烈なボディブローを何十発と受けて倒れないって身体の強さ以上にメンタルの強さが尋常では無かった。しかしながら、それが分かっても8Rまで攻撃の手を全く緩めなかった井上選手のメンタルとスタミナ&技術も尋常では無い。華麗なステップワークやディフェンスに加え多彩な攻撃のパターンを8Rも見る事が出来たのでとても見応えのある試合だった。
なるほど、これじゃ対戦相手がなかなか決まらない訳だ。←規格外&破格の強さ
身体も一回り大きくなって更に強さを増していた井上選手、来年のビッグマッチに期待だ。