ネトフリで2021年公開の「パワー・オブ・ザ・ドッグ」を見た。監督は「ピアノレッスン」の鬼才ジェーン・カンピオン、出演は「ドクター・ストレイジ」や「アベンジャーズ」でお馴染みのベネディクト・カンバーバッチ、「スパイダーマン」のヒロイン役だったキルスティン・ダンストら。
感想
重い&とにかく大自然が美しい
物語は1920年代、舞台はモンタナの牧場で西部劇大好き人間(私)にとっては泥臭い男達による牧場経営が非常にリアルに描かれていて、コレは久しぶりに見応えがありそうな予感!とスタート。しかしそんなワクワク感も牧場主である兄弟の確執を中心に描かれはじめると主役を取り巻く登場人物達の関係が次第に泥沼化。LBGTQ、ジェンダー、多様性と言った近頃よく耳にする問題に対して視聴者に問題定義しているような雰囲気となって意気消沈。笑
ところがこれがなかなか目が離せなくて結局最後まで見てしまってまんまと考え込んでしまうハメになるのだから映像美と魅せ方&役者さん達による渾身の演技は伊達じゃ無い。どこまでも男臭いカウボーイ(兄)と、その弟が結婚した相手のどこまでも弱々しい連れ子との関係から何やら問題定義と言うか何かを感じてもらいたかった?一風変わった監督さんの演出もお見事。見る人によって様々な捉え方が出来る不思議な映画であった。←セリフ(説明)が非常に少ない
ちなみにタイトルの「パワー・オブ・ザ・ドッグ」とは聖書で言う邪悪な心。ここもまた意味深で人間って...となるところもなんかね。←なんかねって...笑
翌日、チャリで「クライ・マッチョ」を観に行った。
感想
ノーコメントで 笑
大好きなクリント・イーストウッド作品が〜!←察してくださいな
よくよく考えたらこのご時世で年末の紅白もあの有り様。彼の作品に登場する人物はまさに昭和世代の頑固一徹オヤジで言動が過激、今の世にウケるはずがありません。そんな時代背景に媚びたのかアプローチを変えたのか、懐かしの西部劇ドラマにしたかったのかは分かりませんが...
これ以上は書きません。チッ!
ところで、劇場に行って初めて知ったのだけどまたしても新作が公開されるバイオハザード。
相変わらずあちらはゾンビ好きなのね。笑
予告を見た感じではゲームを忠実に再現したように見えるのだけどどうなんだろう。リバイバル作品って人気だから無難にって感じなのか?ハリウッドも迷走しているのかな〜?一方中国はま逆の動きでこれまた...