boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

デート ❻ 〜上野から東京駅〜

帽子を購入して近隣を一通り回ったら食べたい物の目星が付いて来た娘。個人的には異国の屋台風お店がとても気になっていたのだが、香辛料や刺激に弱い娘が選んだのはもんじゃ焼きだった。もんじゃ焼きは福岡ではあまり食べる機会が(食べる文化も)無い。唯一食った記憶はチェーン店のものだったのだけど、印象と見た目に反してかなり美味しく頂けた記憶はある。よって酒が進みそうな海鮮関係の店もスルーして従う事にした。

「もへじ」さん

そう言えば浅草の人力車に乗った時ももんじゃ焼きを強く勧められた。で、月島(築地から豊洲方面に行った所)にも有名店が集まっている事を知っていた私はどっちが旨い?違いは?などと聞いていたのだけども人力車の兄ちゃんはただ浅草です!と断言していてなぁ。そして時刻は丁度お昼過ぎ。

お通しのゲソ

バター醤油の何とも香ばしい香りと相まってメインが来る前にビール3杯。娘と飲むビールは旨いぃ〜。←今回の旅行で初めて!

もんじゃは店員さんが用意してくれる(これで一人前)

「もへじ」さんお勧めの明太&餅。福岡から来たんです!と言うと笑っていた。浅草と月島のもんじゃの違いは焼き方。月島流はどて(土手=壁)を作って出汁の効いたスープを逃さず準備するらしい。(既に崩壊していますが)

 

うーん、旨い!!

 

浅草で生まれて月島で発展したと言うもんじゃ焼き。久々に食ったけどこれが実に旨い。この生焼け(実際は違う)と言うかドロドロの状態で何故食ったのか?みたいな疑問が絶えない不思議な食べ物。実際食すと旨い汁物を頂く感覚に加えて、小さなコテで焦げそうになった端っこと共に頂くと何とも味わい深い風味。ちなみに、その昔今のように発達していなかった時に→粉を水で溶いて焼くだけ見たいな時代に、その水で溶いた物で鉄板に文字を書いて読み書きを覚えさせていた時の「文字焼き」がやがてもんじゃ焼きになったとか。ご両親が鉄板焼き屋をやっていると言う店主らしいこだわりの兄ちゃんが楽しそうに力説してくれました。もう、楽し過ぎ旨過ぎ、お陰で飲み過ぎだ〜。スタッフさんありがとね!!

しかし、普通に二人分食ったけど多かった気がする。もんじゃは一人前を二人で、あと一品は別のにすれば良かったかな?

 

さて、色々なものが雑多にあり過ぎてお土産に迷う娘。ならばいっその事東京駅にでも行こうか?となった。ザ・土産物菓子はなんだかんだで万人受け&配布もし易いだろう。と言う事で、上野から電車で移動、最近改装したばかりの八重洲側の駅ビルに行ってみた。するとまーあるわ、あるわ、これだけあれば選びがいがあるし実際楽しい。いかにも女子ウケしそうな可愛らしい品+凝った包装のお菓子が満載だ。色々と参考にもなるし見て回るだけでも楽しめた。

東京駅、丸の内側。夜ももっとライトアップすれば良いのに

出口だけは仕事で把握している東京駅。八重洲側のロータリーはもっと広くしてくださーい。

 

ここから銀座までは徒歩で移動、この界隈は隅々まで車で回っているのでさすがに迷いはしない(笑)。ところで道中は休憩の為色んなカフェに寄ったのだけども、どこも大体テーブルや店頭にQRコード等が用意してあって、自分のスマホに読み込んでセルフオーダー&予約、店によっては決済までと言う流れが主流だった。予約後も順番が来たらメールで通知してくれるので便利!これはコロナ禍が更に拍車をかけたんかな?普段街歩きを全くしないので結構衝撃的、どんどん進化するなー。

 

なんだかんだで続く...