boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

第一次的台湾旅行 ❽〜廸化老街編2〜

カフェでかなりの時間を過ごしまったり出来たところで目星を付けていたお店でお買い物。

隈なく見て回って大満足

元嫁は貝柱、私は数種の香辛料ミックスを購入。予定していたアーモンドプードルは何故か躊躇してしまって今更後悔(ドライフルーツ&ナッツ系も豊富です!!)。

店でミックスしてあるし自分で配合も可能

ちなみに1斤は600g。どこも大体日本人慣れしているので親切に教えてくれますよ。てか、そもそもここでは台湾茶を問屋価格で買うつもりでチェックしていたのだけども、楽しいので現地ではすっかり忘れてしまっていた。茶器やお洒落カフェ&雑貨屋も多く布の問屋街でもあるので同世代&女性は特に楽しめると思います。また、写真のように計り売りで可愛らしいパッケージ&小売りをやっている店舗も複数あった。二代目以降がお洒落にスタイル変更したと思われ、そんなお店ほど観光客慣れしているし実際土産用にも最適です。

 

さて、ここに来た第二の目的は元嫁リクエストで魯肉飯(ルーローハン)で有名なお店があったから。最後にマップでチェックしてわざわざお昼時間をずらして向かいました。

孤高のグルメで登場したとの事

コンビニで買って行ったけど店にもあったビール

店内に入ると噂通り日本語が通じる気さくで優しいご夫婦がお出迎え。日本語表記のメニューをもらって一通り見たけど狙いはこの2品+青菜。

ローカル個人店は価格も最安値(夜市の屋台は案外観光客価格らしい)

「原味魯肉飯」が店名。

これが噂の!(小)

これで35元。やっす!

砂肝スープは下水湯と書いてあった

さっぱり薄味のスープに浸かった砂肝はソースを付けて頂きます。臭みは全く無くコリコリと言うよりソフトな歯応えが意外+美味!そしてこの店の魯肉飯は香辛料ほぼ無使用。その為苦手な人も全然OKと思われ、尚且つ豚の脂身の旨みが溶け込んだ甘辛ソースが絶品でこれなら大で良かったな!と少し後悔。しかしこの後も色々食いたいので泣く泣く我慢したのだけども、とにかく美味かった魯肉飯。お昼時間をずらして是非!!!!!

こちらの若夫婦の間には子供がいたりします。3人乗り!笑

食事中店にベタ付けしてドライブスルーさながらに注文&楽しそうに店主と談笑していた若夫婦。こう言う光景もなんか良いな〜と酒が進むのでした。笑

 

ところでここまで食した台湾料理の所感。

 

・基本五香粉スパイスが効いている

よっぽど好きなんだね!

 

・加えて基本甘辛(醤油もしくはオイスターソースベース)

 日本で言う煮付けのあの醤油+みりんや砂糖のあの味。ウインナーでさえ甘辛ソースを塗ってあった。

 

・さっぱり味で特に塩分が控えめ!

実はこれが最大の特徴だと思っていて、勝手なイメージで辛い&スパイシーが先行していたと言うものあったのだけど、料理全般かなり薄味なのが一番の衝撃だった。なんでも台湾の人々は医食同源が生活にかなり浸透しているようでして(後で知った)、冷たい物は絶対飲まない(特に女性)、〇〇の時はコレを食べる!みたいなお決まりがいくつもあって皆そんな言い伝えを代々受け継いでるらしい。故に日本にくるとしょっぱ過ぎる!と感じる人多数とは、台湾在住30年の日本人が動画で言っていた。なので、もしかすると食にあまり興味の無い人にとっては薄味=印象が薄くなってしまって、そんなに美味しく無い?と感じるかもしれません。ですが、常々書いているように、本当に美味しい物とは基本薄味+素材の味がくっきりはっきり分かるもの。その辺を踏まえて行くのと行かないのとでは印象が大きく変わるかも知れません。

 

てな訳で、最終日は更に美味いものに出会ってしまうのですが、そのお話はもう少し先。←まだあるんかい!!笑

 

 

続く...