今年の桜は場所によってはまだ見頃が続いていて、年々早咲き傾向にあった割には長持ちしている印象。その為、都内各所学校の前にて、新入生が桜と一緒に写真撮影する風景を頻繁に見かけることが出来た。うーん、実に良い光景、ほっこりするな〜。
ちなみに現在都内の桜でまだ見頃なのは、六本木ヒルズレジデンス側の桜坂、千鳥ケ淵&武道館周辺、埼玉では権現堂もまだ大丈夫。
boulangeriemanna545.hatenablog.com
さて、そんな春本番を迎えている日本の季節なのだけども、現在うちは春を通り越し既に夏気分(笑)。と言うのも、秋口にタイ旅行が決定、先日ついに航空券と宿を確保してからは初めてのタイ旅行に備え本格的に情報収集が始まった。で、勝手な憶測で作り始めているタイ料理。アンジーがただのナンプラー好きと言うのもあるのだけど、2人とも一応元調理師。食文化の違いに関しては互いに興味津々で、作って見た料理を食べては色んな何故?を検証、勝手な仮説を付けては、コレまた勝手な結論を出すのがとっても楽しい日々が続いている。そんなタイ料理は、まさに高温多湿が故に発展してきた食文化で、コレは関東の厳しい夏にも最適!な食文化でもある。今年の夏はタイ料理で乗り切ろう!と思います。
と言う事で、先日もなんちゃってタイ料理を作って見た。
ソムタム
ソムタムは、タイ全土で食される青パパイヤサラダ。タイ料理の基本の4要素である、甘い、酸っぱい、酸っぱい、しょっぱいを持ち合わせている冷製(常温)の火を使わない食べ物。
色んな動画を見ていて、ナンプラー好きのアンジー向けである事から作って見たのだけども、そもそも青パパイヤってなんだよ?となっているのは置いておいて(笑)、普段の食生活では決して合わさることの無い組み合わが興味をそそる訳です。で、青パパイヤの代わりはなんだろ?と考えた時に最初に思い浮かんだのは何故かスイカやメロンの皮の部分。熟れる前のパパイヤだから青臭い感じかな〜?しかし、マンゴーやパイナップルの完熟具合を見ていると、熟れる前でもそこそこ甘いのかな?とも。で、まずは手に入る材料+青臭い説で検証。
普通にムッチャ旨い!
これが青パパイヤになったらどうなるんだろう?いやー楽しみだな。
キュウリとニンジンのソムタム風サラダ
- ニンニクふたかけ
- ピーナツ20粒
- ナンプラー大さじ2杯
- レモン汁大さじ2杯
- 味の素 二振り
- グラニュー糖 小さじ2杯
- 唐辛子 お好み
- 乾燥桜エビ 大さじ1杯
- キュウリ2本
- 人参小さ目1本
- プチトマト4個
作り方
ソムは酸っぱい、タムは叩くの意味。どのソムタム動画を見ていても叩いて混ぜるのが基本。と言う事で本場の調理方法に敬意を表す意味でも真似してみる。最初はすり鉢でやろうと思ったのだけど、洗うの面倒くせぇ〜となった事から思いついたコレ。
※一時期有名になったイギリス人シェフです
食材を入れてシェイクすれば簡単に粉々に。
包丁やまな板を汚さず面倒なみじん切りも不要となる。簡単ドレッシングにも便利っす。
これで、ピーナッツとニンニクだけ叩き潰し上記野菜以外の材料を混ぜただけの簡易ソムタムのタレ。水分が多いキュウリがネックとなる?味が薄くなる?と言う懸念は払拭されていて結果濃厚な味に仕上がった。みじん切りや摺り下ろしでは無く叩くと言う調理法が良かった?人参等も軽く叩けば歯応えや食感も変わる?まだまだ色んな疑問が残るけど、ナンプラーの効いた酢の物として食べれば普通に旨い!満足の一品で
本日6回目のカオマンガイ+2回目のソムタムとなった 笑
ちなみに2回目のソムタム風サラダは残り物大根を塩揉みして紅白なます風にして使用(写真奥)。これも普通に旨い。早く青パパイヤを見つけなければ!
それにしてもピーナッツ、乾燥エビ(桜エビ)の隠し味的風味が絶妙なバランス。これにパームシュガーが加わるとより本場の味に近くなる?いづれにせよ、このソムタム風レシピは春雨サラダ、酢物的位置付けとして常備菜と考えればとても優秀。日が経っても濃厚な味が維持出来る点が特に良いかと思います。
タイ料理で夏に備えよう!と思った方はこちら↓↓↓🙇