とうとう終わってしまった世紀の一戦。試合はまさに「THE DAY 〜やがて、伝説と呼ばれる日〜。」と銘打った興行通りの結末で、全世界のボクシングファンが唸り納得し大満足する内容だった。その為か、試合後は巷で聞く「心にポッカリと穴が空いたような」空虚感はそれほどなく、寧ろ伝説を目の当たりにした満足感で満たされるたと言う心境は意外だった。さて、メインカードの井上尚弥VS中谷潤人戦をいつものように振り返りたい所であるけども、試合内容が凄すぎて私などが文章にするのはどうも... と言う事で、試合の振り返りとして最も相応しいと思ったレジェンドの動画を発見したのでそちらを是非。
あのタイソンが「怒りと憎しみ、そして恐怖をエネルギーにして戦っていたファイターには決して辿り着けなかった神聖な境地」と発言していたのがとても印象的で、この神聖な境地こそが、過去の偉人達の(宮本武蔵とか前田光世とかの)天下無双状態だったのかなと。試合中に自分を俯瞰して見る事が出来る→対峙する自分を含めた双方を真上から見て、死角がない状態から無意識に体が反応し人間離れした動きとなる。今回の試合でもそんな場面がいくつもあったのだが、そんな領域に到達している相手に真っ向勝負を挑んだ中谷選手もまた達人で、試合中に2人で認め合い思わず笑みが溢れたシーンは歴史に残る名場面だった。

今回の興行はその他にもメインカードに引っ張られる形で全てが拮抗した試合となったのであるが(全て判定決着)、中でも井上拓真選手の更なる進化と成長には目を見張るものがあって、4階級制覇のレジェンドから序盤でダウンを奪う場面は鳥肌&感動→見事!な判定勝利!!これならば天心との再戦も無問題、バンタム級4団体統一に期待だ!!
一見すると血生臭いボクシングと言うスポーツが、井上尚弥選手によってクリーンで神聖なスポーツ(命を削り合うのでね)に変化した。(煽り罵り合うのは他団体&例の一家に任せておいてw)これからも言葉少なめ+礼儀正しく謙虚に相手を敬ってスポーツ&格闘技の真髄を見せてくれる事だろう。この興行に出た全ての選手&関係者に心からありがとう〜!!!
(ちなみに当日はドームには行きませんでした)
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