今年はクイーン+アダム・ランバードの"We Will Rock You"でスタート。
ショーの内容については全く予備知識がなかったので、ロジャー・テイラーのあのドラムのリズムとブライアン・メイのあのギターで意表を突かれたなー。
アダム・ランバードは2009年のアメリカン・アイドルシーズン8で準優勝してメジャーデビューを果たした歌手。その決勝の舞台で初めてクイーンと熱唱、サプライズ演出で視聴者も会場もビックリ!!→本人が一番ビックリ!!
見事なパフォーマンスを披露して、クイーンの方から声を掛けられた。
お!あった、あった!懐かしい!!
これ、この後右側のクリス・アレンが優勝するんだよね。信じられん。笑
しかもこの時点で二人とも素人っつーところがアメリカの層の厚さを感じるねー。
で、今年は司会無しで進行する模様で、いつものように各賞の発表が続いたのだけど、今回のパフォーマンス3番手に登場したベッド・ミドラーに驚愕!!!!!!!!!
ベッド・ミドラーと言えば 1979年のジャニス・ジョプリンをモデルにした映画「ローズ」のタイトル曲や
映画「フォーエバー・フレンズ」のこの曲は日本でも有名なのでは?名曲っすね〜。
個人的には1990年の「ステラ」が大好きなんだけども、このあたりから結構なお年を召した役柄が定番で、ちょっと口が悪く一見下品でやたらと明るく情に厚いおばちゃんと言うまるで大阪人?みたいなイメージが強かった。→関西の人すまんw
登場した瞬間、え?まだ現役?いくつなん?と思わずWikiったのだけど現在御歳73歳!
今も昔のイメージそのまんま!!いやーただただ驚くばかり。
で、今回の授賞式で一番輝いたパフォーマンスを披露したのはブラッドリー・クーパーとレディ・ガガによる"Shallow"のデュオ。
ステージ側からのアングルで舞台を整えるスタッフと観客が映ったままカメラは中央に据えられたピアノを通り越して、客席の一番前にいた二人が画面に入ると手を取り合って舞台に上がる。クーパーはピアノの前に座り、その側に立つガガ。自分の歌うところが来るまでずっと見つめあっている二人............
映画のワンシーンをそのまま再現って感じなんだけど、あのガガの本気の眼差し!!
二人は熱愛中なんだっけ?映画さながらに本気の愛を生で数百万人?に見せ付けて更に納得させるって凄くない?笑
いやー参った...最後はピアノの前に二人寄り添って顔のアップで終わるんだけども、最後まで完璧!でした。
それにしてもブラッドリ・クーパー。監督、プロデューサー、俳優をこなし歌まで歌ってこれまでも数々のモデルさんを取っ替え引っ替えやっているらしい。←ディスり始めるか?(僻みと言います)
いや、これはもう逃げられないでしょ?って感じだったな。
さて賞の行方は日本勢は惜しくも逃したものの公開当初はあまり評判がよろしくなかった「ボヘミアン・ラプソディ」が4冠達成。日本から火が付いたクイーンが同じく映画も日本で火が付いて主演男優賞を獲得したって感じ。ラミ・マレックも移民で生い立ちがフレディと被るところがあってか、映画で描かれた事と自分の苦労→成功が重なってスピーチでも偏見に付いて触れていた。
まー良い結果だとは思うけど、個人的にはクリスチャン・ベイルが好きなんですよね。
助演男優賞は取ったことはあるけども、主演男優賞が無いのがホント不思議な実力派。彼がノミネートされた時は、いつも他に特殊な現象が起こって逃す場面が多い気がしてるんだけども、また!今回もか!とちょっと残念な気分になりました。運が無いと言うかなんと言うか...
グラミー賞ほどエンタメ感は無いものの、世俗を反映した受賞者のコメントやサプライズ出演も多いプレゼンター達。ライブだからこそ見られる奇跡のパフォーマンスは毎回楽しませてくれますね!