boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

ボヘミアン・ラプソディ

木曜午後、仕事でリッツ・カールトンでお客さんを乗せ車を出すと、隣の野外で何やらイベントを行っていた。ズラリと並ぶテレビカメラとステージに並ぶ外国人、パッと見て何かの記者会見とすぐに分かるそのイベントのバックには、派手にペイントされた2階だてロンドンバスが置いてあってボヘミアン・ラプソディの文字が!

 

そっか!明日からだ!!

 

たまたま目に入った映画の公開イベントを見て思い出し翌日観に行くことになりました。

 

映画はクイーン結成から成功→栄光と挫折→ラストのバンドエイドでの伝説のライブまでを、フレディ・マーキュリーが抱える不安、葛藤、コンプレックスなどの心理描写と共に描いた定番のやつ。←ちゃんと書け

 

フレディ・マーキュリーに扮する役者さんは最近見たアメリカのテレビドラマシリーズMR・ROBOTの人だった。←ちゃんと書け←あの時いたんか!

 

ギョロッ!とした瞳がすげー特徴的なので、見る人によっては賛否が分かれそうだと思ったが、歌やパフォーマンス、楽曲には誰にも負けない自信があるにもかかわらず、ステージを降りるとフレディ自信が抱えるとある悩みの為「伝説の人」と「普通の人」を行き交う姿をうまく演じていたのかな、と。

 

ま、その辺はさておきミュージシャンの伝記物映画って、お気に入りの楽曲が出来上がった背景や様々なエピソードをうまく映像化している所を見るのが好き。数十年言い伝えられていて、それらのエピソードは肉付けされて真意のほどは定かでは無いけども、アレコレ考えずに素直に受け入れるととても楽しめる。←単純な人

 

そして何よりも劇場で聞く音響。家ではどんなに豪華な装備を揃えようとも敵わない爆音+綺麗な音と臨場感。ライブの疑似体験が出来るのは映画館ならではだな!と思う。

 

映画のラストを飾るその伝説のライブは圧巻で、普段終盤に演奏する名曲で幕を開ける、当時19億人が生で見た、約8万人のウェンブリースタジアムの観客との一体感、下火になったクイーンが全身全霊で挑む様、フレディのパフォーマンスと歌...当時のイギリスの各紙は、ライブエイドでクイーンが主役の座を奪うと報じた見所満載の映像だ。

 

YouTubeでもあるので必見!これを見た後映画を見ると各バンドメンバーの当時の心理描写も踏まえて堪能出来る。映画を見た後も染みるね!

映画ではこのライブを当時のままに約20分間忠実に再現。←マジすごい←語彙..😅←ヘッドホン推奨

 

フレディの渾身のライブと一旦は解散しかけたクイーンが一つにまとまる奇跡の様子がとても生々しく感動的に視覚化されている。

 

当時の様子を映画館で一瞬でも疑似体験出来た事は、個人的な音楽史に深く刻まれる事だろう。

 

 

追伸

クイーンの誰もが聞いたことのある名曲「Another One Bites The Dast」。ダウンタウン松っちゃんのおかげでこれを聞くたびにサビの同名フレーズが

 

♫チーズ〜ケーキやん!!

 

になってしまうのは残念でならない。😅

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テンション上がって普段買う3倍の価格のコーヒーで至福のひと時☕️

いや〜楽しかった!