boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

新元号発表当日

出勤して都心に向かう途中、首相官邸付近に来ると予想通りの警備と人集り。新元号発表を前に、空には常に数機のヘリが飛び交っていて、その音は六本木でもずっと聞こえていた。

 

11:30過ぎに発表があると、有楽町、新橋で号外を待っていた人たちで大混乱。数百人が詰めかけていたらしい。

 

元号発表直後から乗せたお客さんは3回連続で新元号の話題。最初の一人は関西から新人研修でやって来た若者。品川駅で鞄を忘れたらしく、駅まで探しに行くと言うのでミッドタウンから送ったのだが、鞄の事を一通り喋ると新元号について話し出した。

 

本人は案外ケロッとしているのだが、休憩中に駅をまわって直ぐに会社に戻るとの事で、なんだかこっちが焦ってしまう。鞄、大丈夫か?😅

「忘れられない1日ですね〜」と呑気に呟いて降りて行った彼はなんか大物になる気がする。笑

 

来月で令和元年5月1日か... 

と言う事は、免許更新は令和3年だ。忘れないようにしとこ。

 

令和3年。なんとも言えない違和感、久しぶりだ。

最後に乗せた綺麗な女性客からは「綺麗な言葉と文字、女性っぽいですね〜」と言われて、はっ!とする。

 

令と言う文字は、命令の令、その次は冷蔵庫の冷(字違うし...)を咄嗟に想像してなんか変だなーと思った自分の教養の無さを改めて知る。

 

次乗せた人に言ってみよー。笑

 

さて、朝はあんなに晴れていたのに午後になって雲行きが怪しくなって来た。20時前には部分的に強い雨、おかげで少な目だった売上が平均に戻った。

21:30。西東京市付近までお客さんを送ってようやく休憩。  

 

マスコミと永田町界隈は騒がしいのに、予想に反して街中は人も交通量も少なくて、稼ぐのに一苦労。しかし、満開の桜と時折見かける初々しいリクルートスーツの集団がいるおかげでなんだか心が和む。

人生最大の大きな不安を、人生最大の期待や希望がほんの少し上回って出るキラキラした笑顔。あの表情は何とも言えない良い感じ。

 

価値観は各世代毎、時代背景によて変化する。戦争経験者は食べ物(食べる事)を大切にし、高度経済成長の中で育った人はお金、今の20〜30代の人達は社会貢献や存在意義、自分の時間など目に見えない物に価値を置くらしい。

 

次の世代はどんな価値観、考え方になるのかな?

 

人それぞれの考え方があるので、なかなかうまくいかない人間関係。肉親、兄弟、夫婦であっても難しいのに、ましてや会社組織、これが国家間の話しとなると...

 

認め合って、受け入れるしか無いのだけど、これがなかなかね。😅

 

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チャーシュー3本目。

これはうまく行ってるのになー。笑